2003年クラシック世代のGI候補生たち(牝馬編)

チアズメッセージ
  • 栃栗毛
  • 2000.4.7生
  • 静内・今牧場生産
  • 馬主・北村キヨ子氏
  • 栗東・領家政蔵厩舎
チアズメッセージの4代血統表
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
種付け時活性値:1.25

Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason
黒鹿毛 1958.4.18
Turn-to 1951
Nothirdchance 1948
Cosmah
鹿毛 1953.4.4
★Cosmic Bomb 1944
Almahmoud 1947 ♀
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding
栗毛 1963.2.17
★Promised Land 1954.3.31
Pretty Ways 1953.3.21
Mountain Flower
鹿毛 1964.3.23
Montparanasse 1956
Edelweiss 1959.2.15
チアズダンサー
鹿毛 1993.4.6
仔受胎時活性値:1.50
<中央2勝。OP1勝>
アンバーシャダイ
鹿毛 1977.3.10
種付け時活性値:1.75
ノーザンテースト(CAN)
栗毛 1971.3.15
Northern Dancer 1961.5.27
Lady Victoria 1962.2.20
クリアアンバー
黒鹿毛 1967.5.8
★Ambiopoise 1958
One Clear Call 1960
シャトーフォモサ
青毛 1977.2.18
仔受胎時活性値:1.75
<中央3勝>
★シャトーゲイ(USA)
栗毛 1960.2.29
種付け時活性値:0.00
Swaps 1952.3.1
Banquet Bell 1951
ネロリ(FR)
青毛 1969.3.17
仔受胎時活性値:1.75
<不出走>
Dan Cupid(USA)
栗毛 1956
種付け時活性値:1.00
Aurada(FR)
鹿毛 1962
仔受胎時活性値:1.50
<海外0勝>
チアズメッセージの4代血統構成&4代父系の活性値&4代父系の分枝状況
母父 祖母父 曾祖母父
サンデーサイレンス
(Hail to Reason系)
アンバーシャダイ
(Northern Dancer系)
シャトーゲイ
(Hyperion系)
Dan Cupid
(Native Dancer系)
父の活性値 母父の活性値 祖母父の活性値 曾祖母父の活性値
1.25
(13歳時交配)
1.75
(15歳時交配)
0.00
(16歳時交配)
1.00
(12歳時交配)
父の分枝状況 母父の分枝状況 祖母父の分枝状況 曾祖母父の分枝状況
Nearcoの5代孫 Nearcoの4代孫 Whaleboneの12代孫 Phalarisの5代孫
チアズメッセージのB&B理論的総括
8代残牡先祖数 4代血統構成
(資質固定指数)
潜在能力値 少ない血etc
12/128 A  A  C  x
(0.50)
9.00 シャトーゲイ
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
アンバーシャダイ 6.50 母がOP特別勝ち馬
(No.13-C)
2番仔
(母が空胎後の仔)

潜在能力値は数値が少ないほど大きいことを示しています。

[Notes]

エルフィンS(OP)を制して母仔2代制覇としました、チアズメッセージ。

チアズメッセージの最優性先祖&形相の対象は、母父アンバーシャダイと判断しました。アンバーシャダイは現役時代に中央で34戦11勝。その主な勝ち鞍に天皇賞・春(現GI)、有馬記念(現GI)、目黒記念・秋(現目黒記念、GII)、AJCC(現GII)2回があります。ノーザンテースト初期の代表産駒で、「ノーザンテースト産駒は3度成長する」という逸話を生み出したのも彼でした。種牡馬としての代表産駒には、宝塚記念(GI)など重賞4勝を挙げ種牡馬になってからは内国産の星として頑張っているメジロライアン(1987.4.11)、日経新春杯(GII)の勝ち馬というよりも「1992年の春の古馬GI3戦すべて2着馬」として有名なカミノクレッセ(1987.5.30)、どろんこ馬場の弥生賞(GII)を制して菊花賞(GI)でも2着となったレインボーアンバー(1986.3.17)、神戸新聞杯(GII)を勝って現在ではハードラーとして奮闘中のカネトシガバナー(1995.5.8)、中山金杯(GIII)2連覇のベストタイアップ(1992.3.29)、共同通信杯4歳S(現共同通信杯、GIII)の勝ち馬エアジョーダン(1989)、シンザン記念(GIII)では後の皐月賞馬を破ったアンバーライオン(1990.4.30)、フラワーカップ(GIII)の勝ち馬オンワードノーブル(1991.5.11)、クリスタルカップ(GIII)の勝ち馬カチドキリュウ(1998.3.29)、新潟大賞典(GIII)を満7歳で制したゴールデンアワー(1987.4.14)、小倉記念(GIII)を勝った「サラ系」ホクセイアンバー(1989.3.21)、小倉大賞典(GIII)を制したマイネルブラウ(1997.5.13)、カブトヤマ記念(GIII)の勝ち馬ヘッドシップ(1994.4.18)等がいます。

チアズメッセージの牝系は、13号族ネロリ系。近親の主な活躍馬として、まず母チアズダンサー。同牝馬は降雪のためにダート変更となった1996年のエルフィンSの勝ち馬です。7年の歳月を経て、母仔による出世レース勝ちとなりました。また、チアズメッセージの全兄にチアズブライトリー(1998.3.24)。同馬はすみれS(OP)、中京3歳S(現中京2歳S、OP)等5勝を挙げて現役として頑張っています。

母チアズダンサーが、ダート変更となったエルフィンSを制したことが昨日のことのようです。でも、もうその息子や娘がクラシック戦線を走る年齢になっているのですね。Time Flies、です。チアズメッセージ、これからも頑張ってください。

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