2003年クラシック世代のGI候補生たち(牡馬編)

サクラプレジデント
  • 鹿毛
  • 2000.4.11生
  • 静内・谷岡牧場生産
  • 馬主・(株)さくらコマース
  • 美浦・小島太厩舎
サクラプレジデントの4代血統表
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
種付け時活性値:1.25

Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason
黒鹿毛 1958.4.18
Turn-to 1951
Nothirdchance 1948
Cosmah
鹿毛 1953.4.4
★Cosmic Bomb 1944
Almahmoud 1947 ♀
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding
栗毛 1963.2.17
★Promised Land 1954.3.31
Pretty Ways 1953.3.21
Mountain Flower
鹿毛 1964.3.23
Montparanasse 1956
Edelweiss 1959.2.15
セダンフォーエバー
鹿毛 1987.4.22
仔受胎時活性値:1.00
<不出走>
マルゼンスキー
鹿毛 1974.5.19
種付け時活性値:1.00
Nijinsky
鹿毛 1967.2.21
Northern Dancer 1961.5.27
Flaming Page 1959.4.24
シル
鹿毛 1970.4.22
Buckpasser 1963.4.28
Quill 1956
サクラセダン
鹿毛 1972.4.13
仔受胎時活性値:1.50
<中央6勝>
★セダン
鹿毛 1955.3.9
種付け時活性値:0.00
Prince Bio 1941
Staffa 1948
スワンズウッドグローヴ
黒鹿毛 1960
仔受胎時活性値:0.75
<海外0勝>
Grey Sovereign
芦毛 1948
種付け時活性値:0.75
Fakhry
栗毛 1940
仔受胎時活性値:0.75
<海外0勝>
サクラプレジデントの4代血統構成&4代父系の活性値&4代父系の分枝状況
母父 祖母父 曾祖母父
サンデーサイレンス
(Hail to Reason系)
マルゼンスキー
(Northern Dancer系)
セダン
(Prince Bio系)
Grey Sovereign
(Nasrullah系)
父の活性値 母父の活性値 祖母父の活性値 曾祖母父の活性値
1.25
(13歳時交配)
1.00
(12歳時交配)
0.00
(16歳時交配)
0.75
(11歳時交配)
父の分枝状況 母父の分枝状況 祖母父の分枝状況 曾祖母父の分枝状況
Nearcoの5代孫 Nearcoの4代孫 Eclipseの15代孫 Nearcoの孫
サクラプレジデントのB&B理論的総括
8代残牡先祖数 4代血統構成
(資質固定指数)
潜在能力値 少ない血etc
19/128 A  A  B  A
(0.75)
14.25 セダン
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
サンデーサイレンス 4.00 半兄サクラナミキオー
(No.16-A)
8番仔
(2連産目)

潜在能力値は数値が少ないほど大きいことを示しています。

[Notes]

出世レースとなりつつあります1800mの札幌2歳S(GIII)。2002年の勝ち馬はサクラプレジデント。

『SS×マルゼンスキー牝馬』という配合パターンでは、サクラプレジデントで4頭目の重賞勝ち馬となります。ロイヤルタッチ(1993.3.24)、スペシャルウィーク(1995.5.2)、メジロベイリー(1998.5.30)の3頭に続いての重賞勝利でした。SSとNijinsky(1967.2.21)系の父を持つ繁殖牝馬との組み合わせといえば、ダンスパートナー(1992.5.25)&ダンスインザダーク(1993.6.5)姉弟を思い出される方も多いかと思います。

サクラプレジデントの最優性先祖&形相の対象は、父サンデーサイレンスと判断しました。初年度産駒がデビューした1994年から8年周期が一回りして、活性値が『1.25』という数値に戻りました。さて、サンデーサイレンスは現役時代に米国で14戦9勝、2着5回。その主な勝ち鞍にケンタッキーダービー(GI)、プリークネスS(GI)、ブリーダーズカップ・クラシック(GI)、スーパーダービー(GI)、サンタアニタダービー(GI)、カリフォルニアンS(GI)、サンフェリペS(GII)があります。種牡馬として1991年に日本に導入され、産駒の活躍ぶりは……、いまさら述べるまでもないですね(苦笑)。タヤスツヨシ(1992.4.26)、スペシャルウィーク、アドマイヤベガ(1996.3.12)アグネスフライト(1997.3.2)という4頭の日本ダービー勝ち馬を始めとして、2002年10月4日現在、中央GI29勝を挙げています。

サクラプレジデントの牝系は、サクラ軍団伝来のスワンズウッドグローヴ系。↓の近親牝系図にサクラセダン分枝の活躍馬を挙げておきます。

サクラセダン 1972.4.13 中央6勝 中山牝馬S(現GIII)
|サクラタカオー 1980.3.28 中央8勝
|サクラトウコウ 1981.3.11 中央4勝 七夕賞(GIII) 函館3歳S(現2歳S、GIII)
|サクラムソウ 1984.3.5 不出走
||サクラシンオー 1993.4.21 中央4勝 青葉賞(GIII)3着
|サクラチヨノオー 1985.2.19 中央5勝 第55回日本ダービー(GI) 朝日杯3歳S(GI) 弥生賞(GII)
|サクラホクトオー 1986.4.3 中央5勝 朝日杯3歳S(GI) AJCC(GII) セントライト記念(GII)
|セダンフォーエバー 1987.4.22 不出走
||サクラユスラウメ 1994.4.16 中央1勝
|||サクラヴィクトリア 1999.3.31 現役 関東オークス(統一GIII)
||サクラナミキオー 1995.4.4 中央6勝 エイプリルS(OP) オールカマー(GII)2着
||サクラプレジデント 2000.4.11 (本馬)

今夏、驚くべき好調ぶりを見せつけた田中勝春騎手。この馬でクラシックを狙われているはずです。鞍上ともども注目したい若駒ですね。

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