2002年クラシック牡馬編

(父)(市)(地)トウカイアロー
  • 鹿毛
  • 1999.4.18生
  • 登別・青藍牧場生産
  • 馬主・内村正則氏
  • 岩手・櫻田勝男厩舎→美浦・後藤由之厩舎
トウカイアローの4代血統表
トウカイテイオー
鹿毛 1988.4.20
種付け時活性値:0.50
シンボリルドルフ
鹿毛 1981.3.13
パーソロン
鹿毛 1960
Milesian 1953
Paleo 1953
スイートルナ
栗毛 1972.5.4
スピードシンボリ 1963.5.3
ダンスタイム 1957
トウカイナチュラル
鹿毛 1982.5.20
ナイスダンサー
鹿毛 1969.3.6
Northern Dancer 1961.5.27
Nice Princess 1964
トウカイミドリ
鹿毛 1977.3.20
ファバージ 1961.4.19
トウカイクイン 1966.4.17
ブリリアントミスト
黒鹿毛 1989.5.21
仔受胎時活性値:0.25
<中央1勝>
リアルシャダイ
黒鹿毛 1979.5.27
種付け時活性値:0.25
▲Roberto
鹿毛 1969.3.16
Hail to Reason 1958.4.18
Bramalea 1959.4.12
Desert Vixen
黒鹿毛 1970.4.19
In Reality 1964
Desert Trial 1963
ミスタイモア
黒鹿毛 1977
仔受胎時活性値:0.75
<英米4勝>
Sham
鹿毛 1970
種付け時活性値:1.50
Pretense 1963
Sequoia 1955
Bend an Oar
鹿毛 1967
仔受胎時活性値:0.25
<米3勝>
Never Bend
鹿毛 1960.3.15
種付け時活性値:1.50
Up Oars
1962
仔受胎時活性値:1.00
<米1勝>
トウカイアローの4代血統構成&4代父系の活性値&4代父系の分枝状況
母父 祖母父 曾祖母父
トウカイテイオー
(Djebel系)
リアルシャダイ
(Hail to Reason系)
Sham
(Phalaris系)
Never Bend
(Nasrullah系)
父の活性値 母父の活性値 祖母父の活性値 曾祖母父の活性値
0.50
(10歳時交配)
0.25
(9歳時交配)
1.50
(6歳時交配)
1.50
(6歳時交配)
父の分枝状況 母父の分枝状況 祖母父の分枝状況 曾祖母父の分枝状況
Herod〜Tourbillon系 Nearcoの5代孫 Phalarisの6代孫 Nearcoの孫
トウカイアローのB&B理論的総括
8代残牡先祖数 4代血統構成
(資質固定指数)
潜在能力値 少ない血etc
12/128 E  A  A  A
(0.75)
9.00 Sham
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
Sham
(Pretense)
2.25 叔父ベストタイアップ
(No.10-A)
5番仔
(5連産目)

潜在能力値は数値が少ないほど大きいことを示しています。

[Notes]

東京の芝2400mで行われた500万特別戦、ゆりかもめ賞を勝ちましたトウカイアロー。マル父で、マル市で、マル地という記号のオンパレード馬です(笑)。

トウカイアローの最優性先祖は祖母父Sham、形相の対象はPretenseと判断しました。Shamの直父系は、Phalaris(1913)系のManna(1922)を祖とする傍流となります。また、Pretenseはティンバーカントリー(1992.4.14)の母父として知られています。Shamは現役時代、米国で13戦5勝。その主な勝ち鞍にはサンタアニタ・ダービー(GI、ダ9F)があり、ケンタッキー・ダービー(GI)とプリークネスS(GI)では2着でした。種牡馬としての代表産駒には愛2000ギニー(GI)とサセックスS(英GI)を勝ったJaazeiro(1975)、スピナウェイS(米GI)を勝ったSherry Peppers(1975)、オークリーフS(米GI)を勝ったArewehavingfunyet(1983)、京都記念(GII)を勝ったプリンスシン(1987.1.29)等がいます。Shamは牝駒に活躍馬が多く、フィリーサイアーとして有名でした。母の父としての代表産駒ではエイシンワシントン(1991.5.5)、ベストタイアップ(1992.3.29、後述)、ノーモアスピーディ(1987.2.21、後述)等が日本で走っています。

トウカイアローの牝系は、米国で受け継がれている10号族。祖母ミスタイモアからは2頭の重賞勝ち馬が出ています。その4番仔となるノーモアスピーディは京成杯(GIII)を勝ち、8番仔ベストタイアップは中山金杯(GIII)(2回)、東京新聞杯(GIII)を勝ちました。その他に5番仔ミスタイランド(1988.3.26)が、すずかけS(OP)を勝っています。近親に重賞勝ち馬が出ているのですから、活力はあります。なお、トウカイアローの5代母はNile Lily(1954)です。つまりはRiverman(1969)やアスワン(1979.5.14)と同牝系ということですね。

『トウカイテイオー×リアルシャダイ牝馬』といえば、皐月賞(GI)3着のチタニックオー(1997.4.1)がいます。チタニックオーは、残念ながら屈腱炎を発症してしまい、ダービーに出走できませんでした。親仔3代のクラシック制覇、トウカイアローに期待がかかりますね。

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