2002年クラシック牡馬編

(父)ファストタテヤマ
  • 鹿毛
  • 1999.5.30生
  • 新冠・秋田牧場生産
  • 馬主・辻幸雄氏
  • 栗東・安田伊佐夫厩舎
ファストタテヤマの4代血統表
ダンスインザダーク
鹿毛 1993.6.5
種付け時活性値:1.25
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason 1958.4.18
Cosmah 1953.4.4
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding 1963.2.17
Mountain Flower 1964.3.23
ダンシングキイ
鹿毛 1983.5.21
Nijinsky
鹿毛 1967.2.21
Northern Dancer 1961.5.27
Flaming Page 1959.4.24
Key Partner
黒鹿毛 1976
Key to the Mint 1969
Native Partner 1966.4.5
メインゲスト
鹿毛 1986.2.6
仔受胎時活性値:1.00
<中央1勝>
ターゴワイス(USA)
黒鹿毛 1970.4.10
種付け時活性値:1.75
Round Table
鹿毛 1954.4.6
Princequillo 1940
Knight's Daughter 1941
Matriarch
黒鹿毛 1964
Bold Ruler 1954.4.6
Lyceum 1948
ダイナアンバー
鹿毛 1978.2.22
仔受胎時活性値:1.75
<中央2勝>
ノーザンテースト(CAN)
栗毛 1971.3.15
種付け時活性値:1.50
Northern Dancer 1961
Lady Victoria 1962.2.20
クリアアンバー(USA)
黒鹿毛 1967.5.8
仔受胎時活性値:0.50
<米3勝>
★Ambiopoise
鹿毛 1958
種付け時活性値:0.00
One Clear Call(USA)
鹿毛 1960
仔受胎時活性値:1.50
<米0勝>
ファストタテヤマの4代血統構成&4代父系の活性値&4代父系の分枝状況
母父 祖母父 曾祖母父
ダンスインザダーク
(Halo系)
ターゴワイス
(Round Table系)
ノーザンテースト
(Northern Dancer系)
Ambiopoise
(Tourbillon系)
父の活性値 母父の活性値 祖母父の活性値 曾祖母父の活性値
1.25
(5歳時交配)
1.75
(15歳時交配)
1.50
(6歳時交配)
0.00
(8歳時交配)
父の分枝状況 母父の分枝状況 祖母父の分枝状況 曾祖母父の分枝状況
Nearcoの6代孫 Eclipseの16代孫 Nearcoの3代孫 Herod〜Tourbillon系
ファストタテヤマのB&B理論的総括
8代残牡先祖数 4代血統構成
(資質固定指数)
潜在能力値 少ない血etc
15/128 A  B  A  E
(0.50)
7.50 Ambiopoise
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
ターゴワイス 4.75 近親アンバーシャダイ
(No.4-M)
9番仔
(9連産目)

潜在能力値は数値が少ないほど大きいことを示しています。

[Notes]

8番人気で臨んだデイリー杯2歳Sを追い込み勝ちしました、ファストタテヤマ。追い込み馬に気楽に乗った時の安田康彦騎手はホントに上手いですね。わずかに差されたホーマンウイナー(1999.4.11)の四位洋文騎手は悔しかったと思います。1番人気のマル外馬、ダイワファルコン(1999.1.1)は3着でした。

中島理論的解釈をするならば、ファストタテヤマは、4代血統構成に2本の異系を持つ良配合となっています。母父ターゴワイスがEclipse分枝16代孫となるネオ異系、曾祖母父AmbiopoiseがTourbillon系。8代で15牡先祖まで減らした配合にマジックが大きく働き、7.50の潜在能力となりました。

ファストタテヤマの牝系は、4号族クリアアンバー系。母メインゲストは中央1勝。主な産駒に中央4勝を挙げたメインストリーム(1993.4.12)、同じく中央4勝を挙げたハイファッション(1995.6.5)がいます。祖母ダイナアンバーは中央2勝。主な産駒には青葉賞(当時OP)2着の2勝馬ラリーキャップ(1990.5.17)、中央3勝(平地2勝+障害1勝)のブルマーケット(1985.3.6)、中央3勝のディスコアンバー(1987.4.2)がいます。曾祖母クリアアンバー。言わずと知れた、社台さんの看板牝系のひとつですね。クリアアンバーが不受胎後の2番仔シャダイマリア(1975)は、7勝馬ダイナラッシュ(1982.3.27)、スプリングS(GII)2着の5勝馬バーニングダイナ(1983.4.26)の母となりました。そして、不受胎後の3番仔が『琥珀色の機関車』アンバーシャダイ(1977.3.10)。同馬は11勝を挙げ、天皇賞・春(現GI)、有馬記念(現GI)など重賞5勝した名馬です。アンバーシャダイの全妹となる4番仔がダイナアンバーです。他にも7番仔ダイナクラシック(1982)の初仔に『最後の阪神3歳S勝ち馬』イブキマイカグラ(1988.2.24)、9番仔サクラハゴロモ(1984.4.13)の初仔に『1400mまでならまかせなさい』サクラバクシンオー(1989.4.14)が出ています−言わずもがなと思いますが、ダイナクラシック、サクラハゴロモともにアンバーシャダイの全妹、つまりは父ノーザンテーストとなります−

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