サクラバクシンオー 鹿毛 1989.4.14 種付け時活性値:0.50 |
サクラユタカオー 栗毛 1982.4.29 |
テスコボーイ 黒鹿毛 1963 |
Princely Gift 1951 |
Suncourt 1952 | |||
アンジェリカ 黒鹿毛 1970.3.29 |
ネヴァービート 1960 | ||
スターハイネス 1964.3.10 | |||
サクラハゴロモ 鹿毛 1984.4.13 |
ノーザンテースト 栗毛 1971.3.15 |
▲Northern Dancer 1961.5.27 | |
Lady Victoria 1962.2.20 | |||
クリアアンバー 黒鹿毛 1967.5.8 |
★Ambiopoise 1958 | ||
One Clear Call 1960 | |||
ジェーントウショウ 鹿毛 1996.4.1 仔受胎時活性値:0.75 <中央0勝> |
トウショウフリート 鹿毛 1988.4.27 種付け時活性値:1.75 |
★トウショウペガサス 鹿毛 1979.5.16 |
ダンディルート 1972.5.10 |
ソシアルトウショウ 1972.4.2 | |||
リバーストウショウ 栗毛 1984.6.5 |
★ニゾン 1975.2.21 | ||
ガールトウショウ 1975.4.21 | |||
コーニストウショウ 栗毛 1977.6.12 仔受胎時活性値:0.50 <中央0勝> |
ダンディルート 栗毛 1972 種付け時活性値:1.00 |
Luthier 1965 | |
Dentrelic 1965 | |||
ローズトウショウ 鹿毛 1965.4.13 仔受胎時活性値:0.75 <中央0勝> |
テューダーペリオッド 栃栗毛 1957 種付け時活性値:1.75 |
||
ワカシラオキ 鹿毛 1960.4.15 仔受胎時活性値:1.00 <中央3勝> |
父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 |
---|---|---|---|
サクラバクシンオー (Princely Gift系) |
トウショウフリート (Luthier系) |
ダンディルート (Luthier系) |
テューダーペリオッド (Hyperion系) |
父の活性値 | 母父の活性値 | 祖母父の活性値 | 曾祖母父の活性値 |
0.50 (10歳時交配) |
1.75 (7歳時交配) |
1.00 (4歳時交配) |
1.75 (7歳時交配) |
父の分枝状況 | 母父の分枝状況 | 祖母父の分枝状況 | 曾祖母父の分枝状況 |
Whaleboneの17代孫 | ダンディルートの孫 | ダンディルート自身 | Whaleboneの11代孫 |
8代残牡先祖数 | 4代血統構成 (資質固定指数) |
潜在能力値 | 少ない血etc |
---|---|---|---|
11/128 | A● E ◆E C (0.33) |
3.63 | トウショウフリート |
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 何番仔? |
トウショウフリート (チャイナロック) |
3.00 | 伯母シスタートウショウ (No.3-L) |
初仔 |
潜在能力値は数値が少ないほど大きいことを示しています。
ファンタジーSでしぶとく2着に入りました、シーイズトウショウ。↑の血統表は、中島理論使いにとって、魅惑のものですね(笑)。
シーイズトウショウの配合で目に付くのは、何と言っても、母方のダンディルート4×3のクロスです。母ジェーントウショウから見れば、3×2の強烈クロス。しかし、中島理論的には、母父トウショウフリートがその父トウショウペガサスの0交配馬であることにより、このクロスは弊害の無いものとして処理されています。また、トウショウフリートという超マイナー種牡馬を最優性先祖に持ってきたのも渋いですね。
シーイズトウショウの最優性先祖は母父トウショウフリート、形相の対象はトウショウフリートの祖母父となるチャイナロック(1953)と判断しました。トウショウフリートは現役時代に中央で11戦7勝。その主な勝ち鞍はパラダイスS(OP)、箱根S(準OP)、秋嶺S(準OP)。エエなぁ、マイナーやなぁ。トウショウフリートは、トウショウ牧場の実験的配合馬としてこの世に生を受けました。ソシアルバターフライ(1957.4.15)を3×3の牝馬クロスで持つところがポイントですね。中島理論使いとしては、父トウショウペガサスの0交配、母父ニゾンの0交配ということもあり、思わずニヤリとしてしまうところです。合わせて、トウショウフリートはその母リバーストウショウの初仔になります。また、余談となりますが、このトウショウフリートと全く同じような配合パターンをもっている馬に、バンブーパッション(1988.5.24)という同期生がいます。こちらはバンブー牧場の実験的配合馬としてこの世に生を受けました。シザラ(1955)が3×3の牝馬クロス、父バンブーアトラス(1979.4.27)の0交配、母父ジョンティオンブル(1973.4.2)の0交配というパターンは全く同じです(大笑)。
シーイズトウショウの牝系は、3号族フロリースカップ(1904)系のシラオキ(1946.4.7)分枝。↓に簡単な近親牝系図を示しておきます。
シラオキ 1946 中央9勝 日本ダービー(現GI)2着 |コダマ 1957.4.15 中央12勝 第27回日本ダービー 皐月賞(現GI) 宝塚記念(現GI) 阪神3歳S(現阪神JF、GI)など重賞8勝 |ワカシラオキ 1960.4.15 中央3勝 ||ローズトウショウ 1965.4.13 中央0勝 |||トウショウロック 1971.3.30 中央7勝+地方7勝 ステイヤーズS(現GII) ダイヤモンドS(現GIII) |||グレイトウショウ 1974.3.27 中央3勝 ||||アテナトウショウ 1981.4.1 中央2勝 クイーンC(GIII)3着 |||||マチカネフクキタル 1994.5.22 中央6勝 第58回菊花賞(GI) 京都新聞杯(GII) 神戸新聞杯(GII) |||コーニストウショウ 1977.6.12 中央0勝 ||||クララトウショウ 1985.4.25 中央3勝 コスモス賞(OP) ||||エナジートウショウ 1987.4.22 不出走 |||||スカイアンドリュウ 1997.4.7 現役 京王杯SC(GII)2着 ||||シスタートウショウ 1988.5.25 中央4勝 第51回桜花賞(GI) ||||トウショウオリオン 1993.3.29 中央6勝 北九州記念(GIII) ||||ジェーントウショウ 1996.4.1 中央0勝 |||||シーイズトウショウ 2000.4.2 (本馬) |ミスアシヤガワ 1964.5.24 中央2勝 ||ミスシラオキ 1975.4.26 不出走 |||ジョーディアレスト 1983.4.24 中央2勝 オークス(GI)5着 ||||ジョーディシラオキ 1997.4.24 現役 チューリップ賞(GIII) ||||ヒミツヘイキ 1999.6.14 現役 ユニコーンS(GIII) |||スターサンシャイン 1986.4.18 中央4勝 京都4歳特別(旧GIII) 毎日杯(GIII) ||レディーシラオキ 1978.4.3 中央4勝 |||キャンペンガール 1987.4.19 不出走 ||||スペシャルウィーク 1995.5.2 中央10勝 第65回日本ダービー(GI) ジャパンカップ(GI) 天皇賞・春(GI) 天皇賞・秋(GI)など重賞9勝
フロリースカップ系の底力、「いざGIレース」という大舞台で侮ると痛い目にあいそうです。シーイズトウショウ、無事に歩みを進めてほしい若駒です。