| カコイーシーズ 鹿毛 1986.3.7 種付け時活性値:1.00  | 
Alydar 栗毛 1975.3.23  | 
Raise a Native 栗毛 1961  | 
Native Dancer 1950.3.27 | 
| Raise You 1946 | |||
| Sweet Tooth 鹿毛 1965  | 
★On-and-On 1956 | ||
| Plum Cake 1958 | |||
| Careless Notion 鹿毛 1970  | 
Jester 鹿毛 1955  | 
Tom Fool 1949 | |
| Golden Apple 1945 | |||
| Miss Uppity 鹿毛 1956  | 
Nasrullah 1940.3.2 | ||
| Nursery School 1945 | |||
| アロマホーク 栗毛 1993.2.16 仔受胎時活性値:1.25 <中央0勝>  | 
Silver Hawk 鹿毛 1979 種付け時活性値:1.25  | 
Roberto 鹿毛 1969.3.16  | 
Hail to Reason 1958.4.18 | 
| Bramalea 1959.4.12 | |||
| Gris Vitesse 芦毛 1966  | 
Amerigo 1955 | ||
| Matchiche 1956 | |||
| Star of Albion 黒鹿毛 1989 仔受胎時活性値:0.75 <不出走>  | 
Ajdal 鹿毛 1984.4.2 種付け時活性値:1.00  | 
Northern Dancer 1961.5.27 | |
| Native Partner 1966 | |||
| Beaconaire 1974 仔受胎時活性値:1.50 <仏3勝>  | 
★Vaguely Noble 鹿毛 1965 種付け時活性値:0.00  | 
||
| Ole Liz 黒鹿毛 1963 仔受胎時活性値:0.50 <米6勝>  | 
| 父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 | 
|---|---|---|---|
| カコイーシーズ (Raise a Native系)  | 
Silver Hawk (Hail to Reason系)  | 
Ajdal (Northern Dancer系)  | 
Vaguely Noble (Hyperion系)  | 
| 父の活性値 | 母父の活性値 | 祖母父の活性値 | 曾祖母父の活性値 | 
| 1.00 (12歳時交配)  | 
1.25 (13歳時交配)  | 
1.00 (4歳時交配)  | 
0.00 (8歳時交配)  | 
| 父の分枝状況 | 母父の分枝状況 | 祖母父の分枝状況 | 曾祖母父の分枝状況 | 
| Phalarisの7代孫 | Nearcoの5代孫 | Nearcoの3代孫 | Whaleboneの12代孫 | 
| 8代残牡先祖数 | 4代血統構成 (資質固定指数)  | 
潜在能力値 | 少ない血etc | 
|---|---|---|---|
| 7/128 | x  A  A  ★C (0.50)  | 
3.50 | Ajdal Vaguely Noble  | 
| 形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 何番仔? | 
| Silver Hawk (アロマホーク)  | 
4.00 | (No.4-M)  | 
初仔 | 
潜在能力値は数値が少ないほど大きいことを示しています。
関西の出世レースである福寿草特別を制しました、リバートレジャー。出走15頭中15番人気の勝利でした。2着にも12番人気のエリモマキシムを連れて来て、馬連配当は19万3540円の超大穴となりました。今調べたら、馬連の総投票数777万172票に対して、的中投票数が2963票ありました。全体の約0.04%の的中率。でも、取っている人の数は3000人近くですから、馬鹿になりませんよね。
リバートレジャーの最優性先祖は母父Silver Hawkで、形相の対象は母アロマホーク(栗毛)です。Silver Hawkは現役時代、英愛で8戦3勝。クレイヴンS(英GIII、8F)を勝ち、愛ダービー(GI)が2着、英ダービー(GI)が3着でした。競走成績はマイナーだったSilver Hawkですが、種牡馬成績はとても優秀です。代表産駒には第218代英ダービー馬Benny The Dip(1994.3.25)、英セントレジャー(GI)などGI4勝を挙げたMutafaweq(1996.2.21)−Silver Hawkが16歳時交配の同馬は、今春から種牡馬として日本導入が決定−、仏オークス(GI)馬Lady in Silver(1986)、ヨークシャー・オークス(GI)馬Magnificent Star(1988)、オークトゥリー招待H(米GI)を世界レコード勝ちした輸入種牡馬ホークスター(1986.2.19)、ペガサスH(米GI)を制した輸入種牡馬シルヴァーエンディング(1987)など重賞勝ち馬が欧米で多数輩出されています。また、日本でもグランプリ3連勝のGI4勝馬グラスワンダー(1995.2.18)、セントライト記念(GII)の勝ち馬シンコウカリド(1998.5.7)、毎日杯(GIII)と京都4歳特別(GIII)を勝ったミラクルタイム(1995.3.7)などがマル外として走っています。
リバートレジャーの牝系は、4号族Ole Liz系。近親の活躍馬には、曾祖母Beaconaireの直仔にSabin(1980)。同牝馬は米国で18勝を挙げ、イエローリボン招待H(GI)、ゲイムリーH(GI)などに勝っています。Beaconaireからの別分枝にはエーピーライ(1992.2.12)がいます。同牡馬は3歳のデビュー戦となった1996年の石狩特別(500万)を制すると、中1週で、敢然とキーンランドC(OP)に挑んだことで話題を集めました。その結果は3着でしたが、翌年の同レースでは、6番人気でキッチリと1着になりました。律儀な奴(笑)。閑話休題、4代母Ole Lizからの別分枝となるKittiwake(1968)の系統からは、エイコーンS(米GI)などGI6勝のMiss Oceana(1981)、ジャンプラ賞(仏GI)を勝ち1993年の安田記念(GI)で6着となったキットウッド(1989.5.12)、コロネーションSを勝ったMagic of Life(1985)、アーリントンC(GIII)の勝ち馬ブレーヴテンダー(1994.4.16)、京王杯2歳S(GII)を制したシベリアンメドウ(1999.4.5)などが輩出されています。
あと、リバートレジャーは、Raise a Nativeのクロスを3×5で持っています。このクロスは、B&B理論的には、有数値のクロスとして残っています。弊害の残るクロスのはずですが、「初仔のエネルギー」が弊害をはね退けたのでしょうか?
須貝彦三&尚介親子にとっては、キタサンヒボタン(1999.3.13)に次ぐクラシック候補の誕生となりました。果たして、その走りやいかに。見守りましょう。