| Seattle Slew 黒鹿毛 1974.2.15 種付け時活性値：1.75 |
Bold Reasoning 黒鹿毛 1968.4.29 |
Boldnesian 鹿毛 1963.4.14 |
★Bold Ruler 1954.4.6 |
| Alanesian 1954.4.28 | |||
| Reason to Earn 鹿毛 1963 |
Hail to Reason 1958.4.18 | ||
| Sailing Home 1948 | |||
| My Charmer 鹿毛 1969.3.25 |
Poker 鹿毛 1963.3.20 |
★Round Table 1954.4.6 | |
| Glamour 1953.4.2 | |||
| Fair Charmer 栗毛 1959.2.3 |
Jet Action 1951 | ||
| Myrtle Charm 1946 | |||
| Call Me Goddess 栗毛 1971 仔受胎時活性値：0.50 |
Prince John 栗毛 1953 種付け時活性値：0.25 |
Princequillo 鹿毛 1940 |
Prince Rose 1928 |
| Cosquilla 1933 | |||
| Not Afraid 黒鹿毛 1948 |
Count Fleet 1940.3.24 | ||
| Banish Fear 1932 | |||
| Marshua 鹿毛 1962 仔受胎時活性値：2.00(0.00) |
Nashua 鹿毛 1952.4.14 種付け時活性値：0.25 |
Nasrullah 1940.3.2 | |
| Segula 1942 | |||
| Emardee 鹿毛 1950 仔受胎時活性値：0.75 |
Heliopolis 鹿毛 1936 種付け時活性値：1.25 |
||
| Miss Drummond 1941 仔受胎時活性値：2.00(0.00) |
| 父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 |
|---|---|---|---|
| Seattle Slew (Bold Ruler系) |
Prince John (Princequillo系) |
Nashua (Nasrullah系) |
Heliopolis (Hyperion系) |
| 父の活性値 | 母父の活性値 | 祖母父の活性値 | 曾祖母父の活性値 |
| 1.75 (15歳時交配) |
0.25 (17歳時交配) |
0.25 (9歳時交配) |
1.25 (13歳時交配) |
| 父の分枝状況 | 母父の分枝状況 | 祖母父の分枝状況 | 曾祖母父の分枝状況 |
| Nasrullahの4代孫 | Eclipseの15代孫 | Nasrullahの仔 | Whaleboneの10代孫 |
| 8代残牡先祖数 | 4代血統構成 (資質固定指数) |
潜在能力値 | 少ない先祖etc |
|---|---|---|---|
| 7/128 | A B A C (0.50) |
3.50 | Prince John Heriopolis |
| 形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 何番仔? |
| Seattle Slew (My Charmer) |
5.25 or 3.25 or 1.25 | 半姉が仏GI勝ち馬 (No.16) |
11番仔 (2連産目) |
潜在能力値は数値が少ないほど大きいことを示しています。
『SSの仔』ダンツシアトル。京都競馬場で行われた1995年の宝塚記念。ファン投票第1位は天皇賞・春を勝ったライスシャワーでしたが、当日の1番人気は安田記念2着のサクラチトセオーでした。しかし、レースを制したのは2番人気のマル外馬、ダンツシアトルでした。最低人気のトーヨーリファールがハイペースでレースを引っ張る中、ダンツシアトルは早め3番手の競馬を見せ、直線素早くインを突き、タイキブリザードの追撃をクビ差押さえました。Seattle Slew産駒のワンツーフィニッシュでした。勝ち時計2分10秒2は、ビワハヤヒデが前年の宝塚記念で出した2分11秒2を1秒0も上回る日本レコードでした。ダンツシアトルの鞍上は村本善之騎手、GI勝ちは1992年のオークス以来。所属は栗東・山内研二厩舎、オーナーは山元哲二氏、生産者は米国・サラブレッドブリーディングA.S。
ダンツシアトルの4代血統構成は、『Bold Ruler系×Princequillo系×Nasrullah系×Hyperion系』となります。Phalaris系とSt.Simon系のニックス配合です。父Seattle Slewも同じようにPhalaris系とSt.Simon系のニックス配合です。Seattle Slewは直祖父BoldnesianがBold Rulerの0遺伝を、母父PokerがRound Tableの0遺伝を受けていることによりNasrullah、Princequilloなどのクロスが可能な種牡馬です。ダンツシアトルはNasrullah5×5×4、Princequillo5×3のクロスを持つ近親交配馬です。なお、ダンツシアトルの血統構成にNorthern Dancer&Native Dancerの姿はありません。
ダンツシアトルの牝系は、16号族Emardee系。母Call Me Goddess(米国産)は米国で3勝。不受胎後の4番仔にサンタラリ賞(仏GI)、ペネロープ賞(仏GIII)など4勝を挙げたSmuggly、8番仔に伊オークス(GI)2着のAsl、そして11番仔として産み出したのがダンツシアトルでした。ダンツシアトルは、Call Me Goddessが18歳時交配の産駒でした。祖母Marshua(米国産)は米国で出走し、CCAオークス(現GI)、セリマS(現GIII)など6勝。2番仔Marshua's Dancerは9勝を挙げ、種牡馬として供用されました。Call Me GoddessはMarshuaが2年連続不受胎後の3番仔となります。4番仔Princess Marshuaは0勝でしたが、その直仔My Darling OneはファンタジーS(米GI)など5勝、孫ハートレイクは安田記念(GI)、京王杯SC(GII)、コンコルドS(愛GIII)など6勝を挙げました。5番仔Mashteenは米国でカムリーS(GIII)など5勝。8番仔Exclusive Eraは米国で3勝を挙げ、ディスカヴァリーH(GIII)3着。曾祖母Emardee(米国産)は米国で7勝。MarshuaはEmardeeが不受胎後の4番仔となります。5番仔Happy Kittenは米国で2勝。その直仔Ambassador Bは加国重賞サマーS、コリーンSの勝ち馬、同じく直仔Strategic Commandは加国重賞トロントCの勝ち馬となりました。
「ダンツシアトルが勝った宝塚記念」でした。