馬番 | 馬名 (生年月日) |
Family No. |
父系 マジック |
潜在能力 | 少ない血etc |
---|---|---|---|---|---|
1 | (市)ダンツフレーム (1998.4.19) |
21 | 1 | 12.00 | ロムルス |
2 | メイショウオウドウ (1995.5.29) |
16 | 0 | 6.00 | 母が流産後の仔 |
3 | ビハインドザマスク (1996.4.24) |
4 | 1 | 9.75 | ヒッティングアウェー |
4 | (外)イーグルカフェ (1997.2.10) |
7 | 1 | 14.25 | Le Fabuleux |
5 | ダービーレグノ (1998.4.7) |
14 | 0 | 19.00 | 母の初仔 |
6 | コンタクト (1996.3.12) |
23 | 0 | 7.00 | Cornish Prince Volcanic |
7 | ロサード (1996.4.22) |
1 | 1 | 9.00 | Luthier |
8 | (外)タイキトレジャー (1996.4.25) |
4 | 0 | 11.00 | セントクレスピン |
9 | (外)エイシンプレストン (1997.4.9) |
3 | 2 | 1.50 | Monteverdi Blood Royal |
10 | ゴッドオブチャンス (1998.4.10) |
6 | 1 | 6.00 | Private Account Hoist the Flag |
11 | (外)ゴールドティアラ (1996.4.25) |
10 | 0 | 17.00 | Riva Ridge |
12 | クリスザブレイヴ (1994.2.18) |
13 | 1 | 8.25 | Kightly Manner French Beige |
13 | (父)ダイタクリーヴァ (1997.3.24) |
8 | 0 | 18.00 | ハロウェー 母の初仔 |
14 | (外)ゼンノエルシド (1997.3.26) |
16 | 1 | 1.50 | Dominion |
15 | リキアイタイカン (1998.2.25) |
11 | 1 | 9.00 | No Robbery |
16 | (父)(市)ムーンライトタンゴ (1998.3.27) |
13 | 1 | 14.25 | ダストコマンダー |
17 | トロットスター (1996.5.11) |
7 | 2 | 6.50 | シンザン 母の初仔 |
18 | (抽)ジョウテンブレーヴ (1997.5.10) |
12 | 1 | 10.50 | キノー |
※潜在能力は数値が少ないほど大きいことを示しています。
数々の名マイラー、名勝負を生み出してきたマイルチャンピオンシップ。回を重ねて今年で第18回となります。過去17回中16回は1番人気が連対している「鉄板GI」としてもおなじみとなりました。淀の芝外回り1600m戦、紛れのない実力勝負の戦いです。
◎ | エイシンプレストン |
○ | トロットスター |
▲ | ゼンノエルシド |
△ | ダイタクリーヴァ |
× | イーグルカフェ |
注 | ビハインドザマスク |
◎はエイシンプレストン。1984年のグレード制施行以後、58kg以上を背負って毎日王冠を連対した4歳馬は、その年の秋のGIレースにおいて、いずれかのレースで必ず連対を果たしているそうです−『優駿』、2001年11月号P91、やぶにらみエッセイより−。そのデータも何よりですし、父Green Dancer24歳時の0交配馬が、4歳秋にして本格化した様子です。力がなければ府中の芝1800mを1分45秒3で勝ち切れません。弱い弱いと叫ばれていた1997年生まれ世代ですけれど、ここに来て盛り返しています。2歳王者の面目にかけても、同期のアグネスデジタルに負けていられないでしょう。○はトロットスター。体調さえ良ければやはり強い現役短距離王。母方の底力血脈から、淀のマイル戦はこなせるはずです。▲はゼンノエルシド。父Caerleon16歳時の0交配馬にして、芝1600mのJRAレコードホルダー。しかも鞍上はペリエ騎手。△はダイタクリーヴァ。自身は淀コース5戦5連対で、淀のマイル戦でこその母系。伯父はこのレース2連覇のダイタクヘリオス。×はイーグルカフェ。ダートをカマした後にGIマイル戦。気分の変化に期待します。注はビハインドザマスク。淀の芝外回り1600mの現レコードホルダー。淀は4戦3勝、3着1回の好成績。印の付け方としては、連産の0遺伝馬2頭と母が前年産駒なしの馬4頭となります。トロットスターとダイタクリーヴァは母の初仔、イーグルカフェは母が不受胎後の3番仔、ビハインドザマスクは母が2年連続不受胎後の16歳時交配の10番仔となります。
あと、あれだけ「ダンツフレームはマイラー形質が出ている」と言っておきながら、今回は無印です。「同期生どうしで遅いペース」の3000mのGI戦を走った後に、「古馬混合で速いペース」の1600mのGI戦。馬がレースで走る距離は、人の種目ほどには差が無いにせよ、ちょっと息継ぎの仕方が違うように思います。かのカミノクレッセのように、天皇賞・春を2着の後に安田記念を2着という例もありますが、今回、ダンツフレームの周りは百戦錬磨の古馬たちですからね。名手・武豊を鞍上にしても、そうそう甘いものではないでしょう。……でも、あのエリザベス女王杯のさばき方を見ると、甘いものになるような気もします(苦笑)。それはさておき、個人的には、「ジャパンカップに出走して追い込んで5着、そして有馬記念で好勝負」というシルクジャスティスのパターンを踏襲するのかと思っていました。コーナーが6回ある中山芝2500mの有馬記念は、マイラー形質馬でも何とかなりますから。
以上、オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。
[訂正]
上記の本文中、「過去17回中16回は1番人気が連対している」としましたが、正しくは「過去17回中15回は1番人気が連対している」でした。申し訳ありませんでした。<2001/11/19>