Kingmambo(USA) 鹿毛 1990.2.19 種付け時活性値:0.50 |
Mr.Prospector(USA) 鹿毛 1970.1.28 |
★Raise a Native(USA) 栗毛 1961 |
Native Dancer(USA) 1950.3.27 |
Raise You(USA) 1946 | |||
Gold Digger(USA) 鹿毛 1962 |
▲Nashua(USA) 1952.4.14 | ||
Sequence(USA) 1946 | |||
Miesque(USA) 鹿毛 1984.3.14 |
Nureyev(USA) 鹿毛 1977.5.2 |
Northern Dancer(CAN) 1961.5.27 | |
Special(USA) 1969 | |||
Pasadoble(USA) 鹿毛 1979 |
▲Prove Out(USA) 1969 | ||
Santa Quilla(FR) 1970 | |||
マンファス(IRE) 黒鹿毛 1991.2.23 仔受胎時活性値:0.25 <英0勝> |
ラストタイクーン(IRE) 鹿毛 1983.5.9 種付け時活性値:1.75 |
トライマイベスト(USA) 鹿毛 1975.4.28 |
Northern Dancer(CAN) 1961 |
Sex Appeal(USA) 1970 | |||
Mill Princess(IRE) 鹿毛 1977 |
★Mill Reef(USA) 1968.2.23 | ||
Irish Lass(GB) 1962 | |||
Pilot Bird(GB) 鹿毛 1983.2.9 仔受胎時活性値:1.75 <英1勝> |
★Blakeney(GB) 鹿毛 1966 種付け時活性値:0.00 |
Hethersett(GB) 1959 | |
Windmill Girl(GB) 1961 | |||
The Dancer(FR) 鹿毛 1977.3.31 仔受胎時活性値:1.25 <英仏3勝> |
Green Dancer(USA) 鹿毛 1972 種付け時活性値:1.00 |
||
Khazaeen(GB) 鹿毛 1968 仔受胎時活性値:2.00(0.00) <不出走> |
父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 |
---|---|---|---|
Kingmambo (Raise a Native系) |
ラストタイクーン (Northern Dancer系) |
Blakeney (Djebel系) |
Green Dancer (Northern Dancer系) |
父の活性値 | 母父の活性値 | 祖母父の活性値 | 曾祖母父の活性値 |
0.50 (10歳時交配) |
1.75 (7歳時交配) |
0.00 (16歳時交配) |
1.00 (4歳時交配) |
父の分枝状況 | 母父の分枝状況 | 祖母父の分枝状況 | 曾祖母父の分枝状況 |
Phalarisの7代孫 | Northern Dancerの孫 | Herod〜Tourbillon系 | Northern Dancerの孫 |
8代残牡先祖数 (7代残牡先祖数) |
4代血統構成 (資質固定指数) |
潜在能力値 | 少ない血etc |
---|---|---|---|
16/128 (9/64) |
x A ★E A (0.50) |
8.00 | Blakeney |
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 何番仔? |
ラストタイクーン (Buckpasser) |
5.25 or 3.25 | 半兄The Deputy (No.22-D) |
4番仔 (3連産目) |
潜在能力値は数値が少ないほど大きいことを示しています。
NHKマイルカップ(GI)を1分32秒5のレースレコードタイムで制しました、キングカメハメハ。飛ぶように駆け、2着馬に5馬身差をつけたそのレースぶりは、「圧巻」でした。
キングカメハメハの4代血統構成は『Kingmanbo(USA)×ラストタイクーン(IRE)×Blakeney(GB)×Green Dancer(USA)』となり、『Raise a Native系×Northern Dancer系×Tourbillon系×Northern Dancer系』の配合となります。この4代血統構成では、祖母父Blakeneyが良い味を出していますね。全体的に北米色の強いキングカメハメハの4代血統構成の中で、欧州血脈がキラリと輝いています。Tourbillon系種牡馬Hethersettを父に持つBlakeneyは英愛3勝を挙げ、その主な勝ち鞍に英ダービー(現GI)、オーモンドS(現英GIII)があります。種牡馬としても活躍し、1977年には英愛2歳首位種牡馬に輝きました。その主な代表産駒には愛ダービー(GI)馬ターナボス(1977.2.17)−ミツアキサイレンス(1997.4.20)の母父−、英オークス(GI)と愛オークス(GI)を制したJuliette Marny(1972)、英セントレジャー(GI)馬Julio Mariner(1975)、愛セントレジャー(GI)馬Mountain Lodge(1979)、ヨークシャーオークス(英GI)馬Roseate Tern(1986.3.12)、独オークス(現GI、当時GII)の勝ち馬Longa(1989)、グレートヴォルティジュールS(英GII)の勝ち馬Electric(1979)、ヨークシャーカップ(英GII)の勝ち馬Band(1980)、マッチメイカーS(米GII)の勝ち馬Hunston(1978)、ハンザ賞(独GII)の勝ち馬Roscoe Blake(1975)、リボー賞(伊GII)の勝ち馬Commodere Blake(1977)、ドルメロ賞(伊GII)の勝ち馬Three Tails(1984)、コルパ賞(伊GII)の勝ち馬Coloso(1975)、ダービートライアルS(英GIII)の勝ち馬Norfolk Air(1973)、ゴードンS(英GIII)の勝ち馬Sexton Blake(1975)、ディーS(英GIII)の勝ち馬Two of Diamonds(1976)、プリンセスロイヤルS(英GIII)の勝ち馬Believer(1979)等がいます。
キングカメハメハの牝系は、欧州で受け継がれている22号族。近親の主な活躍馬には、半兄The Deputy(1997)。同馬は英米4勝を挙げ、その主な勝ち鞍にサンタアニタダービー(米GI)、サンタカタリナS(米GII)があります。牝系をさかのぼると、カールトンF.バークH(米GI)の勝ち馬Alwuhush(1985)、ロスマンズインターナショナル(加GI)の勝ち馬Husband(1990)、カリフォルニアダービー(米GII)の勝ち馬Simply Majestic(1984)、京都ジャンプS(J・GIII)の勝ち馬ユーセイシュタイン(1996.3.27)等が牝系の別分枝系として活躍しています。
中2週で望む日本ダービー(GI)。果たして、マイル戦で見せた圧倒的な破壊力を再び見せてくれるでしょうか。いずれにしても行く末が楽しみな逸材です。