エリシオ 鹿毛 1993.1.24 種付け時活性値:1.50 |
Fairy King 鹿毛 1982.3.4 |
Northern Dancer 鹿毛 1961.5.27 |
Nearctic 1954.2.11 |
Natalma 1957.3.26 | |||
Fairy Bridge 鹿毛 1975.5.4 |
Bold Reason 1968 | ||
Special 1969.3.28 | |||
Helice 鹿毛 1988 |
Slewpy 黒鹿毛 1980 |
Seattle Slew 1974.2.15 | |
Rare Bouquet 1963 | |||
Hirondelle 鹿毛 1981 |
★Val de l'Orne 1972 | ||
Hermanville 1976 | |||
スプリンターキャット(USA) 栗毛 1992.1.9 仔受胎時活性値:1.75 <北米1勝> |
★ Storm Cat(USA) 黒鹿毛 1983 種付け時活性値:2.00(0.00) |
Storm Bird 鹿毛 1978.4.19 |
★Northern Dancer 1961 |
South Ocean 1967 | |||
Terlingua 栗毛 1976 |
Secretariat 1970.3.30 | ||
Crimson Saint 1969 | |||
My Cherie Amour(USA) 黒鹿毛 1985 仔受胎時活性値:1.50 <北米4勝> |
Sham(USA) 鹿毛 1970 種付け時活性値:1.50 |
Pretense 1963 | |
Sequoia 1955 | |||
Tanapa(FR) 鹿毛 1979 仔受胎時活性値:1.50 <海外1勝> |
Luthier(FR) 黒鹿毛 1965 種付け時活性値:1.25 |
||
Trelex(FR) 1971 仔受胎時活性値:1.75 <直仔に仏GIII勝ち馬> |
父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 |
---|---|---|---|
エリシオ (Northern Dancer系) |
Storm Cat (Northern Dancer系) |
Sham (Phalaris系) |
Luthier (Clarion系) |
父の活性値 | 母父の活性値 | 祖母父の活性値 | 曾祖母父の活性値 |
1.50 (6歳時交配) |
0.00 (8歳時交配) |
1.50 (14歳時交配) |
1.25 (13歳時交配) |
父の分枝状況 | 母父の分枝状況 | 祖母父の分枝状況 | 曾祖母父の分枝状況 |
Northern Dancerの孫 | Northern Dancerの孫 | Phalarisの6代孫 | Herod〜Tourbillon系 |
8代残牡先祖数 | 4代血統構成 (資質固定指数) |
潜在能力値 | 少ない血etc |
---|---|---|---|
13/128 | A ★A A E (0.66) |
8.58 | Luthier |
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 何番仔? |
エリシオ | 6.25 | 半姉テンザンデザート (No.16-A) |
? |
潜在能力値は数値が少ないほど大きいことを示しています。
新潟のオープン特別・マリーゴールド賞を勝ちました、タガノラフレシア。その走破時計1分8秒7は、新潟コースの2歳レコードタイムでした。
タガノラフレシアの配合の特徴は、直父系と母父系にNorthern Dancer系を配している直接の近親交配馬であることでしょうか。Northern Dancer3×4の近親交配が見えますが、これは母父Storm Catが母スプリンターキャットに満8歳時の0交配を与えていることにより、弊害のないクロスとしています。スプリンターキャットの生まれた日付けが「1月9日」と早い時期であることに懸念を覚えますが、母父父であるStorm BirdがNorthern Dancer満16歳時の0交配馬であることから、いずれにせよ弊害は起こらないと考えます。Storm Birdについて、中島国治氏は「Northern Dancerが2.00の活性値」と判別されていたようですが、諸外国では0と判別されているようです。
タガノラフレシアの最優性先祖&形相の対象は父エリシオと判断しました。エリシオは現役時代に仏英日で13戦8勝。その主な勝ち鞍に凱旋門賞(仏GI)、サンクルー大賞(仏GI)2回、リュパン賞(仏GI)、ガネー賞(仏GI)、ノアイユ賞(仏GII)、ニエユ賞(仏GII)があります。Fairy King産駒らしくなく、中長距離で良いところを見せました。1998年から日本と豪州でシャトル種牡馬として供用され、代表産駒にチューリップ賞(GIII)の勝ち馬ヘルスウォール(1999.3.6)、フェニックス賞(OP)の勝ち馬シェーンクライト(1999.3.8)を送り込んでいます。
タガノラフレシアの牝系は、米国で受け継がれている16号族。半姉テンザンデザート(1998.3.31)は菜の花賞(OP)、ラベンダー賞(OP)を勝ち、ファンタジーS(GIII)2着の活躍馬です。姉妹そろって、2歳の早い時期にオープン特別勝ちを収めています。馬主孝行の牝系ですね。
タガノラフレシアの馬体からは「いかにもスプリンター」という姉とは違う印象を受けます。牝馬優勢のエリシオ産駒の新たな代表産駒になることができるでしょうか。将来を楽しみにしましょう。