ディアブロ 黒鹿毛 1987.3.13 種付け時活性値:1.00 |
Devil's Bag 鹿毛 1981 |
Halo 黒鹿毛 1969.2.7 |
Hail to Reason 1958.4.18 |
Cosmah 1953.4.4 | |||
Ballade 黒鹿毛 1972 |
Herbager 1956 | ||
Miss Swapsco 1965 | |||
Avilion 鹿毛 1974 |
Cornish Prince 黒鹿毛 1962 |
Bold Ruler 1954.4.6 | |
Teleran 1954 | |||
Style and Grace 1964 |
Olympia 1946 | ||
Plucky Roman 1954 | |||
アオエトウショウ 栗毛 1986.4.17 仔受胎時活性値:1.25 <中央1勝> |
トウショウボーイ 鹿毛 1973.4.15 種付け時活性値:1.00 |
テスコボーイ 黒鹿毛 1963 |
Princely Gift 1951 |
Suncourt 1952 | |||
ソシアルバターフライ 鹿毛 1957.4.13 |
Your Host 1947 | ||
Wisteria 1948 | |||
ムツミカースル 栗毛 1970.5.19 仔受胎時活性値:1.75 <中央2勝> |
★チャイナロック 栃栗毛 1953 種付け時活性値:0.00 |
Rockefella 1941 | |
May Wong 1934 | |||
ムツミコウギョウ 栗毛 1962.5.20 仔受胎時活性値:1.75 <中央1勝> |
ヤサカ(NZ) 栗毛 1952.8.15 種付け時活性値:0.125 |
||
孝律 鹿毛 1959.5.10 仔受胎時活性値:0.50 <不出走> |
父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 |
---|---|---|---|
ディアブロ (Hail to Reason系) |
トウショウボーイ (Princely Gift系) |
チャイナロック (Hyperion系) |
ヤサカ (Hurry On系) |
父の活性値 | 母父の活性値 | 祖母父の活性値 | 曾祖母父の活性値 |
1.00 (12歳時交配) |
1.00 (12歳時交配) |
0.00 (16歳時交配) |
0.125 (8.5歳時交配) |
父の分枝状況 | 母父の分枝状況 | 祖母父の分枝状況 | 曾祖母父の分枝状況 |
Nearcoの6代孫 | Nearcoの4代孫 | Whaleboneの11代孫 | Matchem〜Hurry On系 |
8代残牡先祖数 | 4代血統構成 (資質固定指数) |
潜在能力値 | 少ない血etc |
---|---|---|---|
16/128 | A A● ★C D (0.50) |
8.00 | ヤサカ |
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 何番仔? |
ディアブロ | 5.25 | 伯父ゴールドウェイ (No.22-B) |
7番仔 (3連産目) |
潜在能力値は数値が少ないほど大きいことを示しています。
忘れな草賞(OP)を制して3戦3勝としました、マイネサマンサ。今春デビューとなった長谷川浩大騎手の「初騎乗初勝利」のお相手としても知られています。
いつものことながら、ラフィアンターフマン・クラブのチョイスされる馬は渋いですね。非Northern Dancer&非Native Dancerの血、よくこういう馬を発掘されるものだと感心します。マイネサマンサの配合の特徴は、「4代に用いられている各父の生産国が、それぞれ違っている」ことでしょうか。「そんなの、珍しくない」と思われるでしょうけれど、米国血統と欧州血統、さらにはオセアニア血統まで用いられているのですから。遠い地域で生産された血を利用して、血の活性化を図っていることが伺えます。
マイネサマンサの最優性先祖&形相の対象は父ディアブロと判断しました。ディアブロは現役時代に米国で20戦9勝、2着2回、3着5回。その主な勝ち鞍にはトゥルーノースH(GII)、フィンガーレイクスBCS(GIII)があります。地味なGII勝ち馬ですが、Halo系ブームの時流に乗って、日本での種牡馬生活もなかなかの滑り出しを見せています。その代表産駒として、マイネサマンサの他にも、兵庫ジュニアグランプリ(統一GIII)を制したエースインザレース(2000.2.9)、その兵庫ジュニアグランプリで2着となったナリタフロンテアー(2000.4.13)、プリンシパルS(OP)3着のマイネルダオス(2000.3.28)などを送り込んでいます。また、海外に残してきた6世代の産駒からは、ナタルマS(加GI)を制したディアブロズストーリー(1994)とメトロポリタンH(米GI)を制したExciting Story(1997)という姉弟が出ています。
マイネサマンサの牝系は、22号族フリッパンシー(1924)系。出ました、いにしえの小岩井農場の名繁殖牝馬。その直仔には三冠馬セントライト(1938.4.2)、ニ冠馬トサミドリ(1946.5.20)、皐月賞馬アルバイト(1939.4.10)という三兄弟がいます。凄い。さて、マイネサマンサ自身の近親の活躍馬には、伯父にゴールドウェイ(1981.5.8)がいます。同馬は中央4勝を挙げ、その主な勝ち鞍に毎日王冠(GII)、きさらぎ賞(GIII)があります。また、シンボリルドルフ(1981.3.13)が無敗で三冠を制した菊花賞(GI)の2着馬としても知られています。また、ちょっとお話は逸れますが、ゴールドウェイの種牡馬としての代表産駒には、天皇賞・春(GI)にも出走したサンライトウェイ(1990.5.30)がいますね。
密やかに受け継がれて来た小岩井の牝系、大一番で底力を発揮してくれるでしょうか。いずれにしても、楽しみな1頭です。