2003年クラシック世代のGI候補生たち(牝馬編)

(父)メイプルロード
  • 栗毛
  • 2000.5.7生
  • 浦河・成隆牧場生産
  • 馬主・(有)ターフ・スポート
  • 栗東・田所秀孝厩舎
メイプルロードの4代血統表
ジェニュイン
青鹿毛 1992.4.28
種付け時活性値:1.75
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason 1958.4.18
Cosmah 1953.4.4
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding 1963.2.17
Mountain Flower 1964.3.23
クルーピアレディー
栗毛 1983.3.20
What Luck
黒鹿毛 1967
Bold Ruler 1954.4.6
Irish Jay 1957
Question d'Argent
鹿毛 1977
Tentam 1969
Cold Reply 1972
メイプルダンス
栗毛 1996.4.27
仔受胎時活性値:0.75
<不出走>
アフリート
栗毛 1984.4.10
種付け時活性値:0.75
Mr.Prospector
鹿毛 1970.1.28
★Raise a Native 1961
Gold Digger 1962
Polite Lady
鹿毛 1977
Venetian Jester 1964
Friendly Ways 1968
シャダイグローブ
鹿毛 1977.2.17
仔受胎時活性値:0.50
<中央8勝>
ノーザンテースト
栗毛 1971.3.15
種付け時活性値:1.25
Northern Dancer 1961.5.27
Lady Victoria 1962.2.20
ニチドウクイン
鹿毛 1973.2.12
仔受胎時活性値:0.75
<中央0勝>
★マリーノ
栗毛 1956.3.6
種付け時活性値:0.00
グローブターフ
鹿毛 1966.2.19
仔受胎時活性値:1.50
<中央6勝。現GIII1勝>
メイプルロードの4代血統構成&4代父系の活性値&4代父系の分枝状況
母父 祖母父 曾祖母父
ジェニュイン
(Hail to Reason系)
アフリート
(Raise a Native系)
ノーザンテースト
(Northern Dancer系)
マリーノ
(Wild Risk系)
父の活性値 母父の活性値 祖母父の活性値 曾祖母父の活性値
1.75
(7歳時交配)
0.75
(11歳時交配)
1.25
(5歳時交配)
0.00
(16歳時交配)
父の分枝状況 母父の分枝状況 祖母父の分枝状況 曾祖母父の分枝状況
Nearcoの6代孫 Phalarisの7代孫 Nearcoの3代孫 Eclipseの14代孫
メイプルロードのB&B理論的総括
8代残牡先祖数 4代血統構成
(資質固定指数)
潜在能力値 少ない血etc
25/128 A  x  A  B
(0.50)
12.50 マリーノ
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
ジュニュイン
(クルーピアレディー)
3.50 近親マイネルジャパン
(No.12-F)
初仔

潜在能力値は数値が少ないほど大きいことを示しています。

[Notes]

10番人気をはね飛ばして小倉2歳女王に輝きました、メイプルロード。晩夏に、楓が大穴を連れて来ました。

メイプルロードの最優性先祖は父ジェニュイン、形相はクルーピアレディーと判断しました。ジェニュインは現役時代に中央で21戦5勝、2着7回、3着1回。その主な勝ち鞍に皐月賞(GI)、マイルCS(GI)、若葉S(OP)があります。いま振り返ってみて、重賞2勝というのは意外な感じもしますが、2着が多かったのですね。日本ダービー(GI)天皇賞・秋(GI)、安田記念(GI)、中山記念(GII)、京王杯AH(GIII)と5回も重賞2着があります。どのレースも0秒3差までの接戦だったのですが、わずかに敗れてしまいました。種牡馬としては、メイプルロードが初のJRA重賞勝ち馬となります。サンデーサイレンス産駒の種牡馬の傾向に違わず、「2年度産駒が走る」ということなのでしょうか(苦笑)。

メイプルロードの牝系は、12号族ロイヤルアグリーメント(1960)系。↓に近親の主な活躍馬を記しておきます。

グローブターフ 1966.2.19 中央6勝 愛知杯(現GIII)
|ニチドウクイン 1973.2.12 中央0勝
||シャダイグローブ 1977.2.17 中央8勝
|||メイプルダンス 1996.4.27 不出走
||||メイプルロード 2000.5.7 (本馬)
||ダイナシンデレラ 1983.6.2 中央3勝
|||マヤノカンパネラ 1993.2.27 不出走
||||マイネルジャパン 1998.3.23 現役 函館3歳S(GIII)
||メインキャスター 1986.2.27 中央8勝 阪神牝馬特別(当時GIII)
|||シーズアチャンス 1993.4.26 中央3勝 スイートピーS(OP)
||ゴーサイン 1987.4.13 中央4勝 阪神大賞典(GII)2着 鳴尾記念(GII)2着
|シャダイアグリー 1976.3.2 不出走
||ワンモアニードユー 1986.2.17 中央7勝 東海S(当時OP)
|グローバルダイナ 1980.3.4 中央7勝 北九州記念(GIII) 小倉大賞典(GIII) 阪神牝馬特別(当時GIII)

近親のマイネルジャパンとの共通点は、どちらも「母の初仔」であるということですね。

大穴を開けた小倉2歳女王と言えば、昨年の2歳女王タムロチェリー(1999.4.2)が思い出されます。メイプルロード、果たして先輩に続くことができるでしょうか。楽しみにしましょう。

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