アフリート 栗毛 1984.4.10 種付け時活性値:1.75 |
Mr.Prospector 鹿毛 1970.1.28 |
★Raise a Native 栗毛 1961 |
Native Dancer 1950.3.27 |
Raise You 1946 | |||
Gold Digger 鹿毛 1962.5.28 |
Nashua 1952.4.14 | ||
Sequence 1946 | |||
Polite Lady 鹿毛 1977 |
Venetian Jester 栗毛 1964 |
Tom Fool 1949 | |
Venice 1958 | |||
Friendly Ways 鹿毛 1968 |
★Green Ticket 1959 | ||
Ways to Learn 1962 | |||
イージーマインド 栗毛 1992.2.28 仔受胎時活性値:1.50 <中央2勝。OP1勝> |
Easy Goer 栗毛 1986.3.21 種付け時活性値:1.25 |
Alydar 栗毛 1975.3.23 |
Raise a Native 1961 |
Sweet Tooth 1965 | |||
Relaxing 鹿毛 1976 |
Buckpasser 1963.4.28 | ||
Marking Time 1963 | |||
オープンマインド 栗毛 1986.3.8 仔受胎時活性値:1.25 <北米12勝。重賞8勝> |
Deputy Minister 黒鹿毛 1979.5.17 種付け時活性値:1.50 |
Vice Regent 1967.4.29 | |
Mint Copy 1970 | |||
Stage Luck 栗毛 1972 仔受胎時活性値:1.25 <北米6勝> |
Stage Door Johnny 栗毛 1965.3.11 種付け時活性値:1.50 |
||
Take a Stand 1966 仔受胎時活性値:1.25 <北米2勝> |
父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 |
---|---|---|---|
アフリート (Raise a Native系) |
Easy Goer (Raise a Native系) |
Deputy Minister (Northern Dancer系) |
Stage Door Johnny (Princequillo系) |
父の活性値 | 母父の活性値 | 祖母父の活性値 | 曾祖母父の活性値 |
1.75 (15歳時交配) |
1.25 (5歳時交配) |
1.50 (6歳時交配) |
1.50 (6歳時交配) |
父の分枝状況 | 母父の分枝状況 | 祖母父の分枝状況 | 曾祖母父の分枝状況 |
Raise a Nativeの孫 | Raise a Nativeの孫 | Phalarisの6代孫 | Eclipseの16代孫 |
8代残牡先祖数 | 4代血統構成 (資質固定指数) |
潜在能力値 | 少ない血etc |
---|---|---|---|
10/128 | x x A B (0.50) |
5.00 | Easy Goer Stage Door Johnny |
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 何番仔? |
アフリート | 5.50 | 祖母が名牝 (No.A29) |
3番仔 (3連産目) |
潜在能力値は数値が少ないほど大きいことを示しています。
札幌のオープン特別・クローバー賞を制して2戦2勝としました、ワンダーボーイ。太田美實オーナーと伊藤雄二調教師の『ウイニングチケット・タッグ』で送り出す期待馬です。
ワンダーボーイの配合の特徴は、直父系Raise a Native系、母父系Raise a Native系という直接の近親交配を用いられていることですね。上記血統表でも明らかなように、Raise a Native3×4のクロスが生じています。しかし、このクロス自体は、直系祖父Mr.ProspectorがRaise a Native満8歳時の0交配馬のため、弊害のないクロスとして処理されています。また、母父Easy Goerは3世代を残したのみで夭折してしまい、この馬自身を先祖で持つ馬の頻度は小さく、希少先祖として働いています。希少先祖ということでは、曾祖母父Stage Door Johnnyを持つ馬の頻度も日本のハーレムではかなり少ないと考えます。ついで言えば、この馬はEclipse分枝16代孫となり、ネオ異系としても重要な役目を果たしています。
ワンダーボーイの最優性先祖&形相の対象は父アフリートと判断しました。アフリートは現役時代に北米で15戦7勝。その主な勝ち鞍にはジェロームH(米GI)、ペンシルヴェニア・ダービー(米GII)、プレート・トライアルS(加GII)、クインストンS(加GII)、トボガンH(米GIII)があります。また、1987年のカナダ年度代表馬でもあります。種牡馬として米国と日本で供用され、それぞれに大成功を収めています。その代表産駒には第59代桜花賞(GI)馬プリモディーネ(1996.4.5)、テストS(米GI)など米重賞7勝のTwist Afleet(1991)、トップフライトH(米GI)を勝ったFlat Fleet Feet(1993)、桜花賞TR(GII)とオークスTR(GII)を制したゴールデンジャック(1991.3.31)、CBC賞(GII)の勝ち馬リキアイアイカン(1998.2.25)、アスタリタS(米GII)など米重賞4勝のTop Secret(1993)、サンカルロスH(米GII)の勝ち馬Northern Afleet(1993)、ジャージーダービー(米GII)の勝ち馬Zuno Star(1991)、ウィザースS(米GII)の勝ち馬Blu Tusmani(1992)、プロキオンS(GIII)を制して現在も活躍中のスターリングローズ(1997.3.20)など重賞勝ち馬を多数送り込んでいます。
ワンダーボーイの牝系は、アメリカンファミリーの29号族。近親の主な活躍馬は、まず母イージーマインド。その父Easy Goerの初年度産駒として日本で走り、忘れな草賞(OP)を勝ちました。そして、祖母オープンマインド。同馬はケンタッキーオークス(米GI)、ブリーダーズカップ・ジュヴェナイルフィリーズ(米GI)、CCAオークス(米GI)、エイコーンS(米GI)、マザーグースS(米GI)、アラバマS(米GI)とGI6勝を挙げた名牝です。あとは、曾祖母Stage Luckの別分枝にメルドS(愛GIII)の勝ち馬Caiseal Ros(1994)、4代母Take a Standの直仔にコンデ賞(仏GIII)の勝ち馬French Friend(1973)が見えるくらいです。祖母が目立ちすぎていますね(苦笑)。
アフリート産駒の男馬は、米日通じてまだGI勝ち馬が出ていません。ワンダーボーイ、果たしてどこまで成長してくれるでしょうか。楽しみにしましょう。