Mt.Livermore 栗毛 1981.4.21 種付け時活性値:0.50 |
Blushing Groom 栗毛 1974 |
Red God 栗毛 1954 |
Nasrullah 1940.3.2 |
Spring Run 1948 | |||
Runaway Bride 鹿毛 1962 |
Wild Risk 1940 | ||
Aimee 1957 | |||
Flama Ardiente 栗毛 1972 |
Crimson Satan 栗毛 1959 |
Spy Song 1943 | |
Papila 1943 | |||
Royal Rafale 鹿毛 1968 |
Reneged 1953 | ||
Questar 1955 | |||
モーニングタイド 鹿毛 1994.5.22 仔受胎時活性値:1.25 <海外1勝> |
★ Seeking the Gold 鹿毛 1985 種付け時活性値:0.00 |
Mr.Prospector 鹿毛 1970.1.28 |
★Raise a Native 1961 |
Gold Digger 1962 | |||
Con Game 黒鹿毛 1974 |
Buckpasser 1963.4.28 | ||
Broadway 1959 | |||
Eastern Dawn 鹿毛 1981 仔受胎時活性値:1.00 <仏米5勝。仏GIII1勝> |
★Damascus 鹿毛 1964.4.14 種付け時活性値:0.00 |
Sword Dancer 1956.4.24 | |
Kerala 1958 | |||
Euryanthe 栗毛 1975 仔受胎時活性値:1.25 <不出走> |
Nijinsky 鹿毛 1967.2.21 種付け時活性値:1.75 |
||
Quill 栗毛 1956 仔受胎時活性値:0.50 <米3歳牝馬王者> |
父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 |
---|---|---|---|
Mt.Livermore (Red God系) |
Seeking the Gold (Raise a Native系) |
Damascus (Teddy系) |
Nijinsky (Northern Dancer系) |
父の活性値 | 母父の活性値 | 祖母父の活性値 | 曾祖母父の活性値 |
0.50 (18歳時交配) |
0.00 (8歳時交配) |
0.00 (16歳時交配) |
1.75 (7歳時交配) |
父の分枝状況 | 母父の分枝状況 | 祖母父の分枝状況 | 曾祖母父の分枝状況 |
Nearcoの4代孫 | Phalarisの7代孫 | Bend Orの10代孫 | Nearcoの3代孫 |
8代残牡先祖数 | 4代血統構成 (資質固定指数) |
潜在能力値 | 少ない血etc |
---|---|---|---|
12/128 | A ★x ★G A (0.50) |
6.00 | |
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 何番仔? |
Nijinsky (Northern Dancer) |
4.00 | 従兄弟ナリタキングオー (No.5-G) |
2番仔 (2連産目) |
潜在能力値は数値が少ないほど大きいことを示しています。
2歳最初の重賞である函館2歳Sに挑みます、マイネルモルゲン。母モーニングタイドからの連想でしょうか、モルゲン−Morgen−、「朝」という意味の独語です。
マイネルモルゲンの最優性先祖は曾祖母父Nijinsky、形相の対象はNorthern Dancerと判断しました。Nijinskyは英愛仏で13戦11勝、2着2回。その主な勝ち鞍は英ダービー(現GI)、愛ダービー(現GI)、"キング・ジョージ"(現英GI)、英2000ギニー(現GI)、英セントレジャー(現GI)、デューハーストS(現英GI)など。20世紀最後の英三冠馬になった馬です。道産子のような体型の父Northern Dancerとはまるで似つかないヨーロピアンタイプの体型をしたNijinskyは、種牡馬として主に欧州で重宝されました。その代表産駒には欧州新三冠を制したラムタラ(1992.2.2)、英愛ダービー馬シャーラスタニ(1983.3.27)、英ダービー馬Golden Fleece(1979)、ケンタッキーダービー(米GI)馬ファーディナンド(1983.3.12)、仏ダービー(GI)馬Caerleon(1980.3.27)、"キング・ジョージ"の勝ち馬イルドブルボン(1975.5.23)、英2000ギニー馬Shadeed(1982)、仏2000ギニー(GI)馬Green Dancer(1972)、BCマイル(米GI)馬ロイヤルアカデミー(1987.2.21)、BCスプリント(米GI)馬Dancing Spree(1985)、愛セントレジャー(GI)馬Niniski(1976)、日本の名種牡馬となったマルゼンスキー(1974.5.19)などなど。言わずもがなの、名馬にして名種牡馬です。
マイネルモルゲンの牝系は、5号族Quill系。近親の主な活躍馬として、従兄弟にナリタキングオー(1992.3.18)がいます。同馬は京都新聞杯(GII)、スプリングS(GII)、共同通信杯4歳S(現共同通信杯、GIII)、大阪城S(OP)など中央5勝を挙げた活躍馬でした。個人的には、彼が大阪城Sを勝ったのは印象深いのですよ。すでに満6歳を迎え、まったく精彩を欠いた様子だったのですが、あれよあれよと逃げ切ってしまいました。私は「重賞クラスとただのオープンクラスには歴然とした壁が存在しているのだなぁ」と思ったものです。閑話休題、マイネルモルゲンの牝系の話に戻ると、祖母Eastern Dawnは仏米で5勝。その主な勝ち鞍にオマール賞(仏GIII)があります。曾祖母Euryantheは不出走ですが、繁殖牝馬として花開きました。その直仔Air Distingue(1980)はオマール賞など仏米英で5勝を挙げ、仏2000ギニー馬Vettori(1992)の母となりました。4代母Quillは北米で14勝を挙げた名牝です。その主な勝ち鞍にはエイコーンS(現米GI)、マザーグースS(現米GI)、メイトロンS(現米GI)、デラウェアH(現米GI)など。Quillの直仔には愛セントレジャー馬Caucasus(1972)、カナディアンインターナショナル(現GI)の勝ち馬One for All(1966)、ミュージドラS(英GIII)の勝ち馬Last Feather(1979)などがおり、孫にもマンノウォー(現米GI)Sの勝ち馬Run the Gantlet(1968)、スタイヴァザントH(米GIII)の勝ち馬Music of Time(1974)、前述のマルゼンスキーなどがいます。
母父と祖母父の0交配がなんともはや、マイネルっぽくて良いですね。応援したい若駒です。