コマンダーインチーフ 鹿毛 1990.5.18 種付け時活性値:0.25 |
ダンシングブレーヴ 鹿毛 1983.5.11 |
Lyphard 鹿毛 1969 |
Northern Dancer 1961.5.27 |
Goofed 1960.3.29 | |||
Navajo Princess 鹿毛 1974.3.31 |
Drone 1966 | ||
Olmec 1966 | |||
Slightly Dangerous 鹿毛 1979 |
▲Roberto 鹿毛 1969.3.16 |
Hail to Reason 1958.4.18 | |
Bramalea 1959.4.12 | |||
Where Your Lead 栗毛 1970 |
★Raise a Native 1961 | ||
Noblesse 1960 | |||
カディザデー 黒鹿毛 1988.5.23 仔受胎時活性値:0.50 <海外0勝> |
Darshaan 鹿毛 1981.4.18 種付け時活性値:1.50 |
Shirley Heights 鹿毛 1975 |
Mill Reef 1968.2.23 |
Hardiemma 1969 | |||
Delsy 黒鹿毛 1972 |
Abdos 1959 | ||
Kelty 1965 | |||
Kadissya 鹿毛 1979 仔受胎時活性値:2.00(0.00) <海外2勝> |
Blushing Groom 栗毛 1974 種付け時活性値:1.00 |
Red God 1954 | |
Runaway Bride 1962 | |||
Kalkeen 鹿毛 1974 仔受胎時活性値:1.00 <海外4勝> |
Sheshoon 栗毛 1956 種付け時活性値:0.25 |
||
Gioia 鹿毛 1959 仔受胎時活性値:1.50 <海外2勝> |
父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 |
---|---|---|---|
コマンダーインチーフ (Northern Dancer系) |
Darshaan (Never Bend系) |
Blushing Groom (Red God系) |
Sheshoon (Hurry On系) |
父の活性値 | 母父の活性値 | 祖母父の活性値 | 曾祖母父の活性値 |
0.25 (9歳時交配) |
1.50 (6歳時交配) |
1.00 (4歳時交配) |
0.25 (17歳時交配) |
父の分枝状況 | 母父の分枝状況 | 祖母父の分枝状況 | 曾祖母父の分枝状況 |
Nearcoの5代孫 | Nasrullahの4代孫 | Nasrullahの孫 | Matchem〜Hurry On系 |
8代残牡先祖数 | 4代血統構成 (資質固定指数) |
潜在能力値 | 少ない血etc |
---|---|---|---|
15/128 | A A A D (0.75) |
11.25 | Sheshoon |
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 何番仔? |
Darshaan (ヴェンチア) |
5.25 or 3.25 | 半兄サニングデール (No.5-E) |
7番仔 (2連産目) |
潜在能力値は数値が少ないほど大きいことを示しています。
阪神の2歳オープン特別・野路菊Sを制したのはコマンダーインチーフ産駒、クレンデスターンでした。
クレンデスターンは現3歳の重賞2勝馬であるサニングデール(1999.4.1)の半弟になります。クレンデスターンの父がコマンダーインチーフ、サニングデールの父がウォーニング(1985.4.13)であることから分かるように、両馬はいわゆる4分の3兄弟になりますね。ウォーニングとコマンダーインチーフ、どちらも鹿毛系の毛色しか出さないホモ鹿毛の兄弟種牡馬です。
クレンデスターンの最優性先祖は母父Darshaan、形相の対象はDarshaanの祖母父となるヴェンチア(1957)と判断しました。クレンデスターンの血統を調べて、いまさらながら、Darshaanの最優性先祖はヴェンチアであることに気がつきました(笑)。欧州では母父にDarshaanを持つ馬が活躍していますけれど、Darshaanの最優性先祖がヴェンチアであることから、母系に入って良いタイプなのかもしれませんね。さて、Darshaanは現役時代に仏国で8戦5勝。その主な勝ち鞍に仏ダービー(GI)、クリテリウムドサンクルー(当時仏GII)、グレフュール賞(仏GII)、オカール賞(仏GII)があります。種牡馬としての代表産駒には英2000ギニー(GI)馬Mark of Esteem(1993.3.26)、BCターフ(米GI)を勝ってジャパンカップ(GI)で2着になったコタシャーン(1988.5.4)、サンタラリ賞(仏GI)の勝ち馬Cerulean Sky(1996.2.18)、ジャンプラ賞(仏GI)を勝ったOlden Times(1998.4.25)、ヨークシャーオークス(英GI)馬Hellenic(1987.4.25)、同じくヨークシャーオークス馬Key Change(1993.5.10)、レーシングポストトロフィー(英GI)を勝ったDilshaan(1998.2.22)、カナディアンインターナショナル(GI)を制したMutamam(1995.4.28)、英オークス(GI)1着入線も禁止薬物検出で失格となったAliysa(1986.2.11)などがいます−その際の繰り上がり1着馬がラムタラ(1992.2.2)の母Snow Bride(1986.2.28)です−。
クレンデスターンの牝系は、欧州で受け継がれている5号族。近親の活躍馬には前出したサニングデールの他、半姉にグリーンプラネット(1995.4.17)、伯父にKahyasi(1985)がいます。他にも多くの活躍馬が生まれており、先にDarshaanの代表産駒で挙げたKey Changeも曾祖母Kalkeenの別分枝馬となります。詳しくは、↓の近親牝系図を参照してください。
Gioia 1959 海外2勝 |Kalkeen 1974 海外4勝 ||Kadissya 1979 海外2勝 |||Kahyasi 1985 海外5勝 英ダービー(GI) 愛ダービー(GI) |||Kassiyda 1986 海外2勝 ||||Kassani 1992 海外5勝 ケルゴルレイ賞(仏GII) ||||Kassana 1994 海外1勝 ミネルヴ賞(仏GIII) |||カディザデー 1988.5.23 海外0勝 ||||グリーンプラネット 1995.4.17 中央7勝 中山牝馬S(GIII)2着 ||||サニングデール 1999.4.1 現役 函館SS(GIII) ファルコンS(GIII) ||||クレンデスターン 2000.4.23 (本馬) |||Kaliana 1994 海外3勝 セントサイモンS(英GIII) ||カルキシア 1980.3.21 海外3勝 ローマヴェッキア賞(伊GIII) ||Kashka 1983 海外1勝 |||Key Change 1993.5.10 海外4勝 ヨークシャーオークス(英GI) ||Kalata 1984 海外0勝 |||Kithanga 1990 海外3勝 セントサイモンS(英GIII) ||||Milan 1998 現役 英セントレジャー(GI) ||Kalikala 1986 海外1勝 |||Kalajana 1991 海外2勝 クレオパトル賞(仏GIII) |Khadaeen 1975 海外0勝 ||Kadial 1983 海外6勝 ディキシーH(米GII)
性別は違いますが、野路菊Sを勝ったコマンダーインチーフ産駒といえばアインブライド(1995.4.14)が思い出されます。果たして、クレンデスターンはどこまで上り詰めることができるでしょうか。楽しみにしましょうね。