2002年クラシック牝馬編

(父)(市)カネトシディザイア
  • 青鹿毛
  • 1999.3.22生
  • 白老・白老ファーム生産
  • 馬主・兼松昌男氏
  • 栗東・田中章博厩舎
カネトシディザイアの4代血統表
フジキセキ
青鹿毛 1992.4.15
種付け時活性値:1.50
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason 1958.4.18
Cosmah 1953.4.4 ♀
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding 1963.2.17
Mountain Flower 1964.3.23
ミルレーサー
鹿毛 1983.5.20
Le Fabuleux
鹿毛 1961
Wild Risk 1940
Anguar 1950
Marston's Mill
黒鹿毛 1975
In Reality 1964
Millicent 1969
ゴーンプロフェッショナル
青鹿毛 1992.1.30
仔受胎時活性値:1.50
Gone West
鹿毛 1984
種付け時活性値:1.75
Mr.Prospector
鹿毛 1970.1.28
★Raise a Native 1961
Gold Digger 1962
Secrettame
栗毛 1978
Secretariat 1970.3.30
Tamerett 1962
Professional Dance
鹿毛 1979
仔受胎時活性値:1.00
Nijinsky
鹿毛 1967.2.21
種付け時活性値:0.75
Northern Dancer 1961.5.27
Flaming Page 1959.4.24
Perfecta
青毛 1965
仔受胎時活性値:1.25
<米1勝>
Swaps
栗毛 1952.3.1
種付け時活性値:1.00
Cosmah
鹿毛 1953 ♀
仔受胎時活性値:0.75
<米9勝>
カネトシディザイアの4代血統構成&4代父系の活性値&4代父系の分枝状況
母父 祖母父 曾祖母父
フジキセキ
(Hail to Reason系)
Gone West
(Raise a Native系)
Nijinsky
(Northern Dancer系)
Swaps
(Hyperion系)
父の活性値 母父の活性値 祖母父の活性値 曾祖母父の活性値
1.50
(6歳時交配)
1.75
(7歳時交配)
0.75
(11歳時交配)
1.00
(12歳時交配)
父の分枝状況 母父の分枝状況 祖母父の分枝状況 曾祖母父の分枝状況
Nearcoの6代孫 Phalarisの7代孫 Nearcoの3代孫 Whaleboneの11代孫
カネトシディザイアのB&B理論的総括
8代残牡先祖数 4代血統構成
(資質固定指数)
潜在能力値 少ない血etc
18/128 A  x  A  C
(0.50)
9.00 Swaps
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
Gone West
(ゴーンプロフェッショナル)
4.50 泣く子も黙る
Almahmoud系
(No.2-D)
?
(不受胎後)

潜在能力値は数値が少ないほど大きいことを示しています。

[Notes]

お正月を飾ります、おなじみ紅梅ステークス。2002年の勝ち馬となったのは、またまたフジキセキの牝駒、カネトシディザイアです。

カネトシディザイアの最優性先祖は、母父Gone West。形相の対象は母ゴーンプロフェッショナルとなります。Gone Westの現役時代の成績は米国で17戦6勝。その主な勝ち鞍にはドワイヤーS(GI、D9F)、ゴサムS(GII、D8F)、ウィザースS(GII、D8F)があります。種牡馬としての代表産駒には英2000ギニー(GI)馬Zafonic(1990.4.1)、ベルモントS(米GI)馬Commendable(1997.4.13)、ブリーダーズカップ・マイル(米GI)を2勝したDa Hoss(1992)、ロスマンズ・インターナショナル(加GI)を勝ったLassigny(1991)、シャンペンS(米GI)を勝ったGrand Slam(1995)、ジョン・A・モーリスH(米GI)を制したLink River(1990)、ナッソーカウンティH(米GI)を制したWest By West(1989)など活躍馬が多数輩出されています。日本で走った産駒には京都4歳特別(旧GIII)を勝ったザフォリア(1993.5.12)、クリスタルカップ(GIII)を勝ったスイートオーキッド(1997.2.13)などがいます。ちなみに、Gone Westの半弟には、これまた名種牡馬となったLion Cavern(1989)がいます。

カネトシディザイアの牝系は、泣く子も黙る2号族Almahmoud系です。↑の血統表からも分かるように、Cosmah4×4の牝馬クロスが生じています。同じようにCosmahを直系4代母に持つ2002年のクラシック候補として、牡馬のローマンエンパイア(1999.2.26)がいます。カネトシディザイアの近親には、曾祖母Perfectaの別分枝に英2000ギニー馬L'Emigrant(1980)、コンセイユドパリ賞(仏GII)の勝ち馬Salpinx(1976)、グレートヴォルティジュールS(英GII)の勝ち馬で輸入種牡馬のザーラージル(1986)などがいます。

2002年の牝馬クラシックは『フジキセキ4姉妹物語』だと思っていたら、また1頭増えちゃいました(苦笑)。『フジキセキ5人囃子』ではスケールに欠けますか。兎にも角にも、桜花賞にフジキセキ産駒が大量出走するのは確定ですね(笑)。

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