| Singspiel 鹿毛 1992.2.25 種付け時活性値:1.50  | 
In the Wings 鹿毛 1986  | 
Sadler's Wells 鹿毛 1981.4.11  | 
Northern Dancer 1961.5.27 | 
| Fairy Bridge 1975 | |||
| High Hawk 鹿毛 1980  | 
Shirley Heights 1975 | ||
| Sunbittern 1970 | |||
| Glorious Song 鹿毛 1976  | 
Halo 黒鹿毛 1969.2.7  | 
Hail to Reason 1958 | |
| Cosmah 1953.4.4 | |||
| Ballade 黒鹿毛 1972  | 
Herbager 1956 | ||
| Miss Swapsco 1965 | |||
| カーリング 鹿毛 1992.2.17 仔受胎時活性値:1.50 <仏オークス馬>  | 
Garde Royale 青鹿毛 1980 種付け時活性値:0.75  | 
Mill Reef 鹿毛 1968.2.23  | 
Never Bend 1960 | 
| Milan Mill 1962 | |||
| Royal Way 芦毛 1969  | 
Sicambre 1948 | ||
| Right Away 1963 | |||
| Corraleja 鹿毛 1982 仔受胎時活性値:0.25 <仏0勝>  | 
Carvin 鹿毛 1962 種付け時活性値:0.75  | 
マリーノ 1956.3.6 | |
| Coraline 1957 | |||
| Darling Dale 鹿毛 1976 仔受胎時活性値:1.25 <仏3勝>  | 
Tyrant 鹿毛 1966 種付け時活性値:0.25  | 
||
| Treat 1965 仔受胎時活性値:0.50  | 
| 父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 | 
|---|---|---|---|
| Singspiel (Northern Dancer系)  | 
Garde Royale (Never Bend系)  | 
Carvin (Wild Risk系)  | 
Tyrant (Bold Ruler系)  | 
| 父の活性値 | 母父の活性値 | 祖母父の活性値 | 曾祖母父の活性値 | 
| 1.50 (6歳時交配)  | 
0.75 (11歳時交配)  | 
0.75 (19歳時交配)  | 
0.25 (9歳時交配)  | 
| 父の分枝状況 | 母父の分枝状況 | 祖母父の分枝状況 | 曾祖母父の分枝状況 | 
| Nearcoの5代孫 | Nasrullahの3代孫 | Eclipseの15代孫 | Nasrullahの孫 | 
| 8代残牡先祖数 | 4代血統構成 (資質固定指数)  | 
潜在能力値 | 少ない血etc | 
|---|---|---|---|
| 15/128 | A●  A  B  A (0.75)  | 
11.25 | 父初年度産駒 Garde Royale  | 
| 形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 何番仔? | 
| Singspiel (Ballade)  | 
3.50 | 母がGI勝ち馬 (No.4-P)  | 
2番仔 (2連産目)  | 
潜在能力値は数値が少ないほど大きいことを示しています。
3歳馬ながら果敢に宝塚記念(GI)に挑戦します、ローエングリン。思えば、阪神の芝2200mは若草Sを勝った舞台でもあります。
ローエングリンの最優性先祖は父Singspiel、形相の対象はBalladeと判断しました。Singspielは現役時代に英仏米日UAEで20戦9勝、2着8回。その主な勝ち鞍に第2回ドバイワールドカップ(現UAEGI)、第16回ジャパンカップ(GI)、コロネーションC(英GI)、英インターナショナルS(英GI)、カナディアンインターナショナルS(GI)などがあります。芝2400m、ダート2000m、芝12ハロン、芝10ハロンという施行条件の違いをものともせず、世界のGI級レースを駆けた名馬です。まったく個人的な趣味となりますが、このSingspielと第17回ジャパンカップを勝ったピルサドスキー(1992.4.23)、マイケル・スタウト厩舎のステーブルメイト2頭は、好きな[外]馬でした。全身を使った、一生懸命なその走りっぷりが好きだったんですね。閑話休題、Singspielの代表産駒は、現3歳世代だけですが、ダンテS(英GII)の勝ち馬で英ダービー(GI)3着のMoon Ballad(1999.3.4)がいます−この馬の母父がシャーディー(1986.5.20)というのも泣かせます−。また、日本に導入されている産駒には、本馬ローエングリンの他にアサクサデンエン(1999.3.22)がいます。
ローエングリンの牝系は、4号族Treat系。母カーリングは仏オークス(GI)、ヴェルメイユ賞(仏GI)、レゼルヴォワール賞(仏GIII)、ゴントービロン賞(仏GIII)と重賞4勝を挙げた名牝です。近親の活躍馬というと、4代母Treatの別分枝にロイヤルメアズ賞(伊GIII)を勝ったCurrent Bay(1976)がいるくらいです。カーリングは、地味に継承されてきた牝系から出た活躍馬でした。
古馬との斤量5kg差、果たしてその恩恵で好勝負に持ち込めるでしょうか。いずれにせよ、チャレンジ。