2002年クラシック牡馬編

マイネルプレスト
  • 黒鹿毛
  • 1999.4.22生
  • 静内・ビッグレッドファーム生産
  • 馬主・(株)サラブレッドクラブ・ラフィアン
  • 栗東・宮徹厩舎
マイネルプレストの4代血統表
スキャン(USA)
鹿毛 1988.3.10
種付け時活性値:0.50

Mr.Prospector
鹿毛 1970.1.28
★Raise a Native
栗毛 1961.4.18
Native Dancer 1950.3.27
Raise You 1946
Gold Digger
鹿毛 1962.5.28
Nashua 1952.4.14
Sequence 1946
Video
鹿毛 1983
Nijinsky
鹿毛 1967.2.21
Northern Dancer 1961.5.27
Flaming Page 1959.4.24
Foreseer
黒鹿毛 1969
Round Table 1954.4.6
Regal Gleam 1964
メインディッシュ
鹿毛 1983.3.10
仔受胎時活性値:1.75
<中央4勝>
サンシー
黒鹿毛 1969.3.25
種付け時活性値:1.25
★Sanctus
黒鹿毛 1960
Fine Top 1949
Senelta 1954
Wordys
栗毛 1957
Worden 1949
Princesse d'Ys 1950
メイワキミコ
黒鹿毛 1974.3.3
仔受胎時活性値:2.00(0.00)
<中央7勝>
Gallant Man
鹿毛 1954
種付け時活性値:0.75
Migoli 1944
Majideh 1939
ハワイアンドーン
黒鹿毛 1969.5.10
仔受胎時活性値:1.00
<海外2勝>
カウアイキング
黒鹿毛 1963.4.3
種付け時活性値:1.25
Irish Chorus
鹿毛 1960
仔受胎時活性値:2.00
<海外5勝>
マイネルプレストの4代血統構成&4代父系の活性値&4代父系の分枝状況
母父 祖母父 曾祖母父
スキャン
(Raise a Native系)
サンシー
(Fine Top系)
Gallant Man
(Bois Roussel系)
カウアイキング
(Native Dancer系)
父の活性値 母父の活性値 祖母父の活性値 曾祖母父の活性値
0.50
(10歳時交配)
1.25
(13歳時交配)
0.75
(19歳時交配)
1.25
(5歳時交配)
父の分枝状況 母父の分枝状況 祖母父の分枝状況 曾祖母父の分枝状況
Native Dancerの3代孫 Whaleboneの13代孫 Eclipseの15代孫 Native Dancerの仔
マイネルプレストのB&B理論的総括
8代残牡先祖数 4代血統構成
(資質固定指数)
潜在能力値 少ない血etc
11/128 x  C  B  x
(0.50)
5.50 Gallant Man
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
サンシー
(Wordys)
6.75 or 4.75 近親ハワイアンイメージ
(No.14-F)
7番仔
(2連産目)

潜在能力値は数値が少ないほど大きいことを示しています。

[Notes]

中京の500万特別・フリージア賞を勝ちました、マイネルプレスト。10戦ぶりの芝のレースを快勝という結果でした。

マイネルプレストの最優性先祖は母父サンシー、形相の対象はWordysと判断しました。サンシーは現役時代に仏国で14戦6勝。その主な勝ち鞍にグレフュール賞(GII、芝2100m)、ノアイユ賞(GIII、芝2200m)があります。仏ダービー(GI)ではハードツービート(1969)の2着でした。そして引退直後の1974年から、種牡馬として日本に供用されました。その代表産駒にはニ冠牝馬ハギノトップレディ(1977.4.4)、NHK杯(旧GII)の勝ち馬で中島啓之騎手の最後のダービー騎乗馬トウショウサミット(1982.5.5)、日経賞(GII)を勝ったキリサンシー(1985.4.14)、先日引退された栗田伸一騎手に唯一の重賞勝ち(大阪杯)をプレゼントしたサンシードール(1977.2.20)、京成杯(GIII)とフェブラリーH(旧GIII)の勝ち馬ハツノアモイ(1981.3.23)、NZT4歳S(当時GIII)を勝ったニッポースワロー(1981.3.22)、新潟大賞典(GIII)の勝ち馬トウショウバルカン(1986.5.19)などがいます。サンシーは直父系としては残ることができていませんが、現代では母方に潜入して、重要なネオ異系の役を担っています。

マイネルプレストの牝系は、14号族Irish Chorus系。あらら、出て来ましたよ、中島理論使いのよく知っている牝系が(笑)。マイネルプレストの近親の活躍馬は、まず母メインディッシュ。同馬はカーネーションC(OP)の勝ち馬です。そして祖母メイワキミコ。同馬はダート1200mの日本レコードであった1分9秒2を永らく保持していた快足馬で、スプリンターズS(現GI)を連覇しています。3代母ハワイアンドーンは海外2勝。繁殖牝馬として日本で花開きました。初仔が前述のメイワキミコ。そして3番仔がハワイアンイメージ(1977.5.22)。同馬は中央11勝を挙げた活躍馬で、その主な勝ち鞍に第40回皐月賞(現GI)、福島記念(現GIII)、ラジオたんぱ賞(現GIII)があります。また6番仔にプロメイド(1980.3.8)。同馬は中央3勝を挙げ、カブトヤマ記念(GIII)に勝っています。4代母Irish Chorusは海外5勝の活躍馬で、2歳時にフィーニクスS(現愛GI)を勝っています。その直仔Saritamer(1971)は、ジュライC(当時英GII)など重賞5勝を挙げました。この牝系は、さかのぼればDuke's Delight(1946)という牝馬に行きつき、同牝馬の別分枝からRainbow Quest(1981)、ウォーニング(1985.4.13)、コマンダーインチーフ(1990.5.18)などが輩出されています。

明和牧場の牝系馬は、やっぱり応援してしまいます。マイネルプレストも、ぜひぜひ頑張ってくださいね。

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