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豪脚。後方で貯めて貯めて貯めて繰り出す末脚は見事。配合面では、「サンデーサイレンス×リアルシャダイ牝馬」という直接の近親交配馬。社台関連の牝系には珍しく、シーホークが交配されているのもGood。他のNearco3系に対して、曾祖母父シーホークがネオ異系(Whaleboneの13代孫)の働きをしています。牝系近親には叔父にGII4勝のローゼンカバリー、青葉賞の勝ち馬サマーサスピションなど活躍馬多数。

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ダテに3勝していないこと。2歳時に見せたセンスの良いレースぶり。府中のマイル戦勝ちも良いです。牝系は、祖母Better Beginの孫に愛2000ギニーを勝ったプリンスオブバーズがおり、曾祖母Glad Ragsは英1000ギニー勝ち馬です。それなりに活力はあります。

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父ダンシングブレーヴ譲りの差し脚。母シビルコンクエストの初仔。祖母父Elocutionistのマイナー性&ネオ異系効果(Eclipseの17代孫)−「Elocutionistはレシテイション(懐かしい！)のお父さん」と言われても、あまりピンとこないですよね−。

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祖母父に『タニノムーティエ』を持っている馬なんて、どれほどいるでしょうか。しかも、狙いすましたかのように0交配です。直父系祖父となるMr.Prospectorの準0遺伝、曾祖母父『ネヴァービート』の0遺伝と合わせて、8代残牡先祖数は『8/128』まで減らしました。そしてタニノムーティエ(Eclipseの17代孫)のネオ異系効果により、潜在能力は『6.00』となります。隠れた高素質馬です。牝系は、ボニーナンシー系−戦前からの牝系ですが、他の牝系ほどの活力はありません−。曾祖母ネバージョオーは小倉記念2着で、その直仔に「幻の桜花賞馬」と呼ばれたオオシマスズランがいます。オオシマスズランの直仔にはNHK杯2着のホクトジョージ、マーチS2着のホーマンスピリットがいます。

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母シラオキシャルマンが産駒なし後の初仔となります。本馬が2月生まれということより、おそらく早期流産などで産駒なしの判断がなされたと考えます。実質空胎後の初仔と考えてよいでしょう。「初仔に名馬あり」です。配合面では、祖母父パーソロンと曾祖母父セダン(Eclipseの15代孫)により資質の固定化がなされた良馬です。潜在能力は『7.00』と高い数値を示しています。また、絶好調のトニービン産駒です。牝系は、おなじみリンダセニョリータの分枝系。さかのぼればフロリースカップに行きつく、日本屈指の名牝系です。