---

ミホシンザン (1982.4.16)

父・シンザン  St.Simon系 (St.Simon 6代孫)
母父・ムーティエ  St.Simon系 (St.Simon 7代孫)
祖母父・Will Somers  Hampton系 (Hyperion 3代孫)
曾祖母父・ヴィエナ  Hampton系 (Hyperion 2代孫)

このような馬の場合はどうしたら良いのでしょうか……。私は2種類の父系でマジック『1』で良いと思うのですが。

父系の分枝数という意味では、父と母父、祖母父と曾祖母父がそれぞれ同族圏内にいます。

しかし、4代血統構成中で用いている父系(カード)の数という意味では、『St.Simon系×2＋Hampton系×2』という2種類の父系を用いた配合と言えます。

ただし、注意しなければならないのは、グループとグループの分枝数を比較した時に、同一先祖から12代以上でなければならないということです(同父系の場合)。

＃上で示したミホシンザンは、
＃父・シンザン  St.Simon系 (St.Simon 6代孫 実はEclipse 15代孫 )
＃母父・ムーティエ  St.Simon系 (St.Simon 7代孫 実はEclipse 16代孫 )
＃祖母父・Will Somers  Hampton系 (Hyperion 3代孫 実はEclipse 15代孫 )
＃曾祖母父・ヴィエナ  Hampton系 (Hyperion 2代孫 実はEclipse 14代孫 )
＃という背景があることも合わせて書き記しておきます。ネオ異系マジック、ですね。

St.Simon系の2頭を1つのグループとして考え、また、Hampton系の2頭を1つのグループとして考え、合わせて2つのグループを用いている。ゆえに2種類の父系の配合で、異系マジックは『1』扱いとなる。

同様の例として、

トウカイテイオー(1988.4.20)

父・シンボリルドルフ  Herod系(Djebelの4代孫)
母父・ナイスダンサー  Nearco系(Nearcoの3代孫)
祖母父・ファバージ  Nearco系(Nearcoの3代孫)
曾祖母父・アトランティス  Herod系(Djebelの3代孫)

キョウエイマーチ(1994.4.19)

父・ダンシングブレーヴ  Nearco系(Nearcoの4代孫)
母父・ブレイヴェストローマン  Nearco系(Nearcoの3代孫)
祖母父・スティンティノ  Hurry On系(Hurry Onの3代孫)
曾祖母父・ユアハイネス  Hurry On系(Hurry Onの3代孫)

これらは完全な異系2種類の父系持ちの馬たちですね。

サイコーキララ  へ戻る
ジョーディシラオキ  へ戻る

---