馬番 | 馬名 (生年月日) |
Family No. |
父系 マジック |
潜在能力 | 少ない血etc |
---|---|---|---|---|---|
1 | テイエムオーシャン (1998.4.9) |
12 | 0 | 9.00 | リヴリア イーグル |
2 | ローズバド (1998.4.29) |
1 | 0 | 18.00 | 母の初仔 |
3 | スプリングチケット (1997.5.7) |
13 | 1 | 9.00 | ヴェンチア |
4 | マイニングレディ (1998.3.31) |
8 | 1 | 3.75 | ヴィミー 母の初仔 |
5 | (父)タイキポーラ (1996.4.28) |
1 | 2 | 13.00 | Chief Singer |
6 | (父)メジロサンドラ (1996.3.19) |
17 | 3 | 0.25 | Bagdad |
7 | (父)ティコティコタック (1997.3.11) |
4 | 2 | 8.00 | ジョンティオンブル |
8 | カリスマサンオペラ (1997.5.30) |
16 | 1 | 3.00 | フジオンワード |
9 | マルカキャンディ (1996.5.13) |
1 | 2 | 5.50 | Faraway Son Blue Prince |
10 | スリーローマン (1997.5.20) |
7 | 1 | 9.75 | ネプテューヌス セダン |
11 | レディパステル (1998.4.26) |
1 | 1 | 9.75 | Dr.Fager |
12 | (父)ポイントフラッグ (1998.3.23) |
16 | 1 | 10.50 | トライバルチーフ |
13 | トゥザヴィクトリー (1996.2.22) |
9 | 0 | 12.00 | Terrible Tiger 母の初仔 |
14 | (父)タフネススター (1997.3.16) |
4 | 1 | 17.25 | トピオ キングズベンチ |
15 | (市)ヤマカツスズラン (1997.4.14) |
1 | 0 | 12.00 | タマナー 母の空胎後 |
※潜在能力は数値が少ないほど大きいことを示しています。
2001年の最強牝馬決定戦となります、第26回エリザベス女王杯。出走メンバーを見ると、まさに「百花繚乱」というところですね。今年のレースは、3歳から5歳までの3世代の強豪牝馬たちによって争われます。
◎ | テイエムオーシャン |
○ | トゥザヴィクトリー |
▲ | ティコティコタック |
△ | レディパステル |
× | メジロサンドラ |
注 | カリスマサンオペラ |
ちょっとタレントがそろいすぎてまっせ(苦笑)。3世代から各2頭ずつ、別父系馬を選びました。本来ならば、ローズバドやマルカキャンディを押すべきなのでしょうけれど、トゥザヴィクトリーを応援している手前、「牝馬GIでは同一種牡馬の仔を複数頭狙わない」という理念もあって、切りました。いつもながらの無謀作戦。「無理、無茶、無策」の「三無主義」を実践しているオオハシです(笑)。
◎のテイエムオーシャン。ひと夏越えた今なら、2200mの距離も大丈夫でしょう。身体能力の高さは実証済みです。厳しい競馬をした後の中3週も、料的遺伝値『7.50』のべらぼうな値が支えてくれると判断しました。古馬のお姉様方のプレッシャーはあります。牝馬どうしというのは、人間が思うよりもヒエラルキーがきついのも分かります。それでも、初の3歳牝馬戴冠に期待します。○のトゥザヴィクトリー。ドバイワールドカップ(UAEGI)で2着するような馬は、「世界で1番強い牝馬」と言っても差し支えないと考えます。判官びいきとなりますが、3歳初頭から応援している馬ですので、力を信じて狙います。先日亡くなった母の父Nureyevのためにも、ここでGI初制覇と行きたいところです。また、今秋のGIレースは「久々」と「初仔−あるいは母が前年産駒なし−」と「別路線」がキーワードだと思っています。それらにすべて当てはまるのがトゥザヴィクトリーでした。なお、この馬は蹄に弱いところがありますので、当日の脚元にも注目です。後肢がともに白爪ですから、裂蹄しやすいのでしょう。3歳の秋華賞時はエクイロックス−蹄の保護をするパテ−を使用していたとのことです。▲のティコティコタック。淀のGIはサッカーボーイ産駒です。打ちのめされているナリタトップロードの分も、淀で仕返しをして欲しいものです。△のレディパステル。何と言ってもオークス馬ですからね。今年は年上のオークス馬、桜花賞馬が出ていませんので、クラシックホースの底力に期待します。×のメジロサンドラ、注のカリスマサンオペラ。この両頭は『中島理論的高素質馬』ということで選びました。補足しておきますと、メジロサンドラは全5勝の内4勝を中3週のローテーションで挙げていますし、「2頭出しは人気薄を狙え」という格言も押さえておきました。合わせて、距離が2ハロンでも伸びるのは好材料です。カリスマサンオペラは器用さに若干の問題が残りますが、粘りのある競馬に期待します。軽量50kgのハンデだったとはいえ、男馬相手に中山金杯を勝っています。しぶとさはあります、桜花賞2着馬ミホクイーンの仔。昨年のオークスで密かに狙っていたのは内緒です(笑)。
他にもヤマカツスズラン、ローズバド、マルカキャンディ、タフネススター、タイキポーラ、スプリングチケットなどがいます。それぞれに魅力はありますし、勝ち切られても何ら文句はありませんが、今回は「蹴っ飛ばし」ということで。ヤマカツスズラン。やや尻高の体型から距離がどうでしょうか。しかも、逃げ馬にとっては不利となる大外8枠15番。また、逃げて目標にされるのは、このメンバーでは大変なことだと思います。ローズバド、マルカキャンディの両頭。前述の通り、トゥザヴィクトリーを狙うためにSS産駒ということで切り(苦笑)。タフネススター。『ラグビーボール×リードワンダー牝馬』では、あからさまに「トライアル向き」と考えます。全姉グッドラックスターもそんなタイプでした−アネモネS1着→桜花賞5着(1994年)−。タイキポーラ。淀は合いますし中3週のローテーションも良いですが、前走ちょっと負け過ぎました。スプリングチケット。ヒケは取らないと思います。夏の小倉の1000万特別、九州スポーツ杯が目の覚める勝ち方でした。鶴留明雄厩舎で角田晃一騎手という組み合わせも面白いです。でも、同じトニービン産駒であるレディパステルを狙う手前、切ります。
いずれにせよ、淀の決戦。芝外回り2200mで、素晴らしい競走が行なわれることを祈っています。
以上、オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。