馬番 | 馬名 (生年月日) |
Family No. | 父系 マジック |
潜在能力 | 少ない血etc |
---|---|---|---|---|---|
1 | ローズバド (1998.3.27生) |
1-W | 0 | 18.00 | 母の初仔 |
2 | ネームヴァリュー (1998.3.3生) |
19-B | 3 | 1.25 | Honour and Glory Summer Tan |
3 | リキセレナード (1998.3.29生) |
A13 | 1 | 13.50 | Noholme |
4 | ポイントフラッグ (1998.3.23生) |
16-H | 1 | 10.50 | トライバルチーフ |
5 | オイスターチケット (1998.3.27生) |
3-L | 1 | 10.50 | タリヤートス |
6 | サクセスストレイン (1998.4.9生) |
7-C | 0 | 9.00 | Bald Eagle |
7 | ムーンライトタンゴ (1998.3.27生) |
13-E | 1 | 14.25 | ダストコマンダー |
8 | ダイワルージュ (1998.5.4生) |
4-D | 1 | 8.25 | Crimson Satan Beau Max |
9 | サマーキャンドル (1998.3.18生) |
1-N | 1 | 9.00 | Forli |
10 | ハッピーパス (1998.6.3生) |
4-D | 1 | 12.00 | ポッセ High Top |
11 | オイワケヒカリ (1998.2.26生) |
13-A | 1 | 12.00 | プロント |
12 | テイエムオーシャン (1998.4.9生) |
12 | 0 | 9.00 | リヴリア イーグル |
13 | レディパステル (1998.4.26生) |
1-L | 1 | 9.75 | Dr.Fager |
14 | モットヒカリヲ (1998.5.19生) |
14-C | 1 | 13.50 | Hugh Lupus |
15 | ブライアンハニー (1998.3.20生) |
1-L | 2 | 2.50 | Sallymount |
16 | アスクコマンダー (1998.4.2生) |
16-A | 0 | 16.00 | 母の初仔 |
17 | シェリルウーマン (1998.4.30生) |
4-N | 1 | 4.50 | Shantung |
18 | アデレードシチー (1998.4.3生) |
4-M | 0 | 13.00 | 父初年度産駒 |
※潜在能力は数値が少ないほど大きいことを示しています。
過去のオークスを振り返ると、同一種牡馬の仔のワンツーフィニッシュは、第7回(1946年)の1着ミツマサ&2着トヨトシ(両馬の父は月友)まで遡らなければなりません。以後、半世紀以上に渡り、別種牡馬の仔どもが1着と2着を分け合っています。果たして、偶然なのでしょうか。今年のオークスでは、ローズバド、ダイワルージュ、ハッピーパスの3頭が同じサンデーサイレンス産駒となります。これらの組み合わせは、あっても2着3着までと思います。さらに視野を広げると、サンデーサイレンス産駒の種牡馬であるダンスインザダークの仔が2頭、ムーンライトタンゴとオイワケヒカリが今年のオークスに出走しています。18頭中5頭がサンデーサイレンス系。牝馬は、ハーレムの状態をよく知っているはずですから、今年は遠慮をすると私は思っています。
サンデーサイレンス系を軽視したら、テイエムオーシャン以外は人気の薄いところが中心です。ネームヴァリュー、リキセレナード、ポイントフラッグ、オイスターチケット、サクセスストレイン、サマーキャンドル、テイエムオーシャン、レディパステル、モットヒカリヲ、ブライアンハニー、アスクコマンダー、シェリルウーマン、アデレードシチー。いずれも単騎出走となる種牡馬の仔どもたちです。これら13頭の中から勝負馬を抽出したいと思います。
1番人気馬・テイエムオーシャンの取捨は、難しいところです。1200mの新馬戦の後に挑んだ1800mの札幌3歳Sでは、逃げて0秒3差の3着となっています。レコード決着だった札幌3歳Sのペースを作ったのはテイエムオーシャンでした。おのがペースで行ければ、2400mでも乗り切れる気がします。「祖母エルプスの血」、「生真面目なダンシングブレーヴ産駒の3歳春」という2点は気掛かりですが、身体能力は他馬と比べると2枚くらい上です。
クイーンカップを制した時と同じ3枠6番というゲンの良い枠を引いたサクセスストレイン。桜花賞は消化不良のレースぶりでした。左回りの重賞を勝ち、なおかつメンバー中3頭しかいない3勝以上馬の1頭となります。桜花賞時はマイナス体重だった馬体も回復していると思います。長距離輸送がない点も有利に運ぶと考えます。「1発大物食いのCozzene系」らしさを見せてくれることを期待します。
中1週の間隔で挑んだフローラSが2着だったレディパステル。料的遺伝値の総和が2.75という弱小な値である同馬が、中3週で臨めるオークス本番。飼葉食いも良く、万全の体調で臨めそうです。あとは、鞍上のケント・デザーモ騎手の脳裏に「1993年のJCにおけるコタシャーン騎乗時のゴール板誤認事件」が、府中の芝2400mという舞台で蘇らないように祈ります。
ナリタブライアンの遺児であるブライアンハニー。ゆきやなぎ賞を勝った後で臨んだ忘れな草賞。料的遺伝値の総和が3.25という弱小な値の同馬にとっては、「激しい競り合い勝ちの後」という厳しい条件のレースでした。今回は、勝負になるだけの体力を持ち合わせているはずです。
シェリルウーマン、サマーキャンドルの2頭も押したいのですが、前者はやや勝ち味に遅いマイラー形質馬、後者は中1週のGI連続出走というところが引っ掛かります。この2頭は秋に期待します。
案外順当な予想となってしまいましたが、「テイエムオーシャン、サクセスストレイン、レディパステル、ブライアンハニー」の4頭で勝負してみたいと思います。潜在能力の数値が上位の馬で、調子の良い馬か適性の高い馬を選んだだけです。4頭のBOXをワイドで買うという、弱気な勝負を挑むつもりです(苦笑)。
以上、『結局は自分のPO馬であるサクセスストレインを応援してしまう』オオハシでした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。
[追記]
皇室とのつながりを強調したがるJRAさんですから、時事ネタに反応して「皇太子様と雅子様がご成婚された1993年以来8年ぶりのニ冠達成」とか「雅子様がご懐妊されました。待望の初子」で、母の初仔であるローズバドやアスクコマンダーが激走したり……、難癖をつけなくてもありそうな結果ですね(笑)。