サクラユタカオー 栗毛 1982.4.29 種付け時活性値:0.25 |
▲ テスコボーイ 黒鹿毛 1963 |
Princely Gift 鹿毛 1951 |
Nasrullah 1950.3.27 |
Blue Gem 1943 | |||
Suncourt 黒鹿毛 1952 |
Hyperion 1930.4.18 | ||
Inquisition 1936 | |||
アンジェリカ 黒鹿毛 1970.3.29 |
▲ネヴァービート 栃栗毛 1960 |
★Never Say Die 1951 | |
Bride Elect 1952 | |||
スターハイネス 鹿毛 1964.3.10 |
ユアハイネス 1958 | ||
スターロッチ 1957.4.16 | |||
サクラクレアー 鹿毛 1982.4.21 仔受胎時活性値:0.25 |
ノーザンテースト 栗毛 1971.3.15 種付け時活性値:0.50 |
▲Northern Dancer 鹿毛 1961.5.27 |
Nearctic 1954.2.11 |
Natalma 1957.3.26 | |||
Lady Victoria 黒鹿毛 1962.2.20 |
Victoria Park 1957.5.10 | ||
Lady Angela 1944 ♀ | |||
クレアーブリッジ 鹿毛 1967.4.16 仔受胎時活性値:1.50 |
Quadrangle 鹿毛 1961.4.16 種付け時活性値:1.25 |
Cohoes 1954 | |
Tap Day 1947 | |||
Abeyance Lass 鹿毛 1955 仔受胎時活性値:0.75 |
★Ambiorix 鹿毛 1946 種付け時活性値:0.00 |
||
Vulcania 栗毛 1948 仔受胎時活性値:1.50 |
父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 |
---|---|---|---|
サクラユタカオー (Princely Gift系) |
ノーザンテースト (Northern Dancer系) |
Quadrangle (Blandford系) |
Ambiorix (Tourbillon系) |
父の活性値 | 母父の活性値 | 祖母父の活性値 | 曾祖母父の活性値 |
0.25 (9歳時交配) |
0.50 (10歳時交配) |
1.25 (5歳時交配) |
0.00 (8歳時交配) |
父の分枝状況 | 母父の分枝状況 | 祖母父の分枝状況 | 曾祖母父の分枝状況 |
Nearcoの4代孫 | Nearcoの3代孫 | Birdcatcherの11代孫 | Herod〜Tourbillon系 |
8代残牡先祖数 | 4代血統構成 (資質固定指数) |
潜在能力値 | 少ない先祖etc |
---|---|---|---|
6/128 | A● A F ★E (0.50) |
3.00 | Quadrangle Ambiorix |
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 何番仔? |
Quadrangle (Cohoes) |
4.00 | 半兄サクラチトセオー (No.13-C) |
6番仔 (6連産目) |
潜在能力値は数値が少ないほど大きいことを示しています。
『兄に続いて』サクラキャンドル。2週前の兄サクラチトセオーの天皇賞・秋制覇を受けて、妹サクラキャンドルがエリザベス女王杯を制しました。1987年のニッポーテイオー&タレンティドガール、1988年のタマモクロス&ミヤマポピーに続く3組目の兄妹連動勝利でした。レースぶりは、兄の後方一気とは対照的に、妹は先行3番手からの抜け出し勝ちでした。サクラキャンドルの鞍上は小島太騎手、所属は美浦・境勝太郎厩舎、オーナーは(株)さくらコマース、生産者は静内・谷岡牧場。再びおなじみのカルテットでした。なお、レースの2着には横山典弘ブライトサンディー−最後のサファイヤS勝ち馬−、3着には武豊フェアダンスが入りました。
サクラキャンドルの4代血統構成は、『Princely Gift系×Northern Dancer系×Blandford系×Tourbillon系』となります。サクラユタカオーとノーザンテースト牝馬と言えば、サクラバクシンオーと同じ組み合わせです。サクラキャンドルの場合、父サクラユタカオーの活性値が『0.25』と小さく、サクラユタカオー自身がその父テスコボーイから受けた『0.50』、その母父ネヴァービートから受けた『0.25』をそれぞれ乗算することにより、テスコボーイとネヴァービートは準0(イエロー0)化します。母サクラクレアーのNorthern Dancerも準0化しています。近い位置でたくさんの0が現れるため、サクラキャンドルの8代に残る有数値牡先祖の数は『6/128』と少ないものとなりました。また、4代血統構成馬のそれぞれの活性値を見直すと『0.25、0.50、1.25、0.00』です。4系の活性値がすべて別数値であることにより、サクラキャンドルの知的素質の向上化が図られています。なお、兄はその父トニービンの6歳時交配による活性値1.50を受けてトニービンの形相が出ましたが、妹は祖母父Quadrangleの形相が出ました。境勝太郎師曰く、「兄と違って母親似、兄よりも器用さを持っている−『優駿』、1996年1月号、P145より抜粋−」ということです。
サクラキャンドルの牝系については、兄サクラチトセオー(天皇賞・秋)の項をご参照ください。
結果的に、このエリザベス女王杯が小島太騎手の最後のGI制覇となりました。なかなか勝てなかった淀のGIを、最後の最後に勝つことができて良かったのではないでしょうか。