中島理論で見るGIレースの勝ち馬(1992年編)

タケノベルベット
  • 黒鹿毛
  • 1989.3.13生
  • ・武岡牧場生産
  • 馬主・武岡大佶氏
  • 栗東・小林稔厩舎
タケノベルベットの4代血統表
パドスール
鹿毛 1979
種付け時活性値:0.25

Mill Reef
鹿毛 1968.2.23
Never Bend
鹿毛 1960.3.15
Nasrullah 1940.3.2
Lalun 1952
Milan Mill
鹿毛 1962.2.10
Princequillo 1940
Virginia Water 1953
Thereby
黒鹿毛 1965
Star Moss
栗毛 1960
Mossborough 1947
Star of France 1947
Besides
鹿毛 1952
Naucide 1945
Bees Knees 1939
タケノダンサー
栗毛 1971.4.26
仔受胎時活性値:0.25
チャイナロック
栃栗毛 1953
種付け時活性値:0.25
Rockefella
黒鹿毛 1941
Hyperion 1930.4.18
Rockfel 1935
May Wong
栗毛 1934
Rustom Pasha 1927
Wezzan 1924
ラダンスーズ
鹿毛 1964
仔受胎時活性値:1.50
Le Levanstell
鹿毛 1957
種付け時活性値:1.50
Le Lavandou 1944
Stella's Sister 1950
Star Dancer
鹿毛 1954
仔受胎時活性値:0.25
Arctic Star
黒鹿毛 1942
種付け時活性値:0.75
Dancing Time
鹿毛 1938
仔受胎時活性値:1.75
タケノベルベットの4代血統構成&4代父系の活性値&4代父系の分枝状況
母父 祖母父 曾祖母父
パドスール
(Never Bend系)
チャイナロック
(Hyperion系)
Le Levanstell
(Djebel系)
Arctic Star
(Nearco系)
父の活性値 母父の活性値 祖母父の活性値 曾祖母父の活性値
0.25
(9歳時交配)
0.25
(17歳時交配)
1.50
(6歳時交配)
0.75
(11歳時交配)
父の分枝状況 母父の分枝状況 祖母父の分枝状況 曾祖母父の分枝状況
Nearcoの4代孫 Whaleboneの11代孫 Herod〜Tourbillon系 Nearcoの仔
タケノベルベットのB&B理論的総括
8代残牡先祖数 4代血統構成
(資質固定指数)
潜在能力値 少ない先祖etc
8/128 A  C  E  A
(0.50)
4.00 Le Levanstell
Arctic Star
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
Le Levanstell
(Djebel)
3.75 半姉リーゼングロス
(No.2-F)
7番仔
(2連産目)

潜在能力値は数値が少ないほど大きいことを示しています。

[Notes]

「パドスール産駒が1、2着独占」と狂い咲いたGIでした、1992年のエリザベス女王杯。1着は出走馬18頭中17番人気のタケノベルベット、2着に2番人気のメジロカンムリ。馬番連勝の配当は70470円という大穴馬券になりました。タケノベルベットの鞍上はデビュー2年目の藤田伸二騎手。このレースがGI初制覇となりました。管理された小林稔調教師は、オークスのアドラーブルに続き牝馬GIを連勝されました。

中島理論的な解釈を行うならば、4代血統構成は『Never Bend系×Hyperion系×Djebel系×Nearco系』となり、曾祖父Le LevanstellがDjebel〜Herod系のために血の浄化作用(=資質の固定化)がなされています。タケノベルベットは、父パドスールが9歳時交配の活性値「0.25」を受け継いでいます。パドスールは、その父Mill Reefが10歳時交配の活性値「0.50」を受け継いでいます。この2つの活性値の乗算(=0.25×0.50=0.125)が「0.125」のため、Mill Reef以前の先祖馬たちは準0化されます。牝系は、2号族ラダンスーズ系。母タケノダンサーは、タケノベルベットの半姉として1982年の桜花賞馬リーゼングロス(父アローエクスプレス)を輩出しています。10年の時を経て2頭のGIホースを輩出するとは偉い繁殖牝馬です。また、リーゼングロスは七夕賞の勝ち馬リーゼンシュラークを輩出しました。タケノダンサーの1歳年下の妹であるタケノパールからは、2000年の北海道スプリントカップを12歳(!)で制したオースミダイナーが出ています。どうやら、人間をビックリさせるのが得意な牝系のようです。

「馬のローテーション」について述べられることも多いこのエリザベス女王杯ですが、1着のタケノベルベットは7月初めの中日スポーツ賞3歳S以来4ヶ月半ぶりのレースでした。2着のメジロカンムリは古馬混合重賞である府中牝馬Sからの参戦でした。4着のアドラーブルは5月末のオークス以来5ヶ月半ぶりのレースでした。力量があり好走できる体調であるならば、人間の思惑(=人気)なんて全く関係無いと痛感させたタケノベルベットのGI制覇でした−結局、この年の3歳牝馬GIの勝ち馬は3月のチューリップ賞の1〜3着馬で決まりました。チューリップ賞1着のアドラーブルがオークス、2着のニシノフラワーが桜花賞、3着のタケノベルベットがエリザベス女王杯を制しました−

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