リヴリア 鹿毛 1982.4.20 種付け時活性値:1.75 |
Riverman 鹿毛 1969 |
★Never Bend 鹿毛 1960.3.15 |
Nasrullah 1940.3.2 |
Lalun 1952 | |||
River Lady 鹿毛 1963 |
Prince John 1953 | ||
Nile Lily 1954 | |||
Dahlia 栗毛 1970.3.25 |
Vaguely Noble 鹿毛 1965 |
ヴィエナ 1957 | |
Noble Lassie 1956 | |||
Charming Alibi 栗毛 1963 |
Honeys Alibi 1952 | ||
Adorada 1947 | |||
タイシンリリィ 芦毛 1981.5.27 仔受胎時活性値:2.00(0.00) <中央1勝> |
ラディガ 鹿毛 1969.5.18 種付け時活性値:0.75 |
Graustark 栗毛 1963.4.7 |
Ribot 1952.2.27 |
Flower Bowl 1952 | |||
Celia 黒鹿毛 1960 |
Swaps 1952.3.1 | ||
Pocahontas 1955 | |||
インターラーケン 芦毛 1966.2.9 仔受胎時活性値:1.50 <中央1勝> |
サミーデイヴィス 黒鹿毛 1960 種付け時活性値:1.25 |
Whistler 1950 | |
Samaria 1955 | |||
シルヴァーファー 芦毛 1962 仔受胎時活性値:0.75 <海外0勝> |
Abernant 芦毛 1946 種付け時活性値:1.75 |
||
Moyo 芦毛 1956 仔受胎時活性値:1.25 <海外1勝> |
父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 |
---|---|---|---|
リヴリア (Never Bend系) |
ラディガ (Ribot系) |
サミーデイヴィス (The Boss系) |
Abernant (Hyperion系) |
父の活性値 | 母父の活性値 | 祖母父の活性値 | 曾祖母父の活性値 |
1.75 (7歳時交配) |
0.75 (11歳時交配) |
1.25 (5歳時交配) |
1.75 (15歳時交配) |
父の分枝状況 | 母父の分枝状況 | 祖母父の分枝状況 | 曾祖母父の分枝状況 |
Bend Orの10代孫 | Eclipseの17代孫 | Bend Orの8代孫 | Whaleboneの11代孫 |
8代残牡先祖数 | 4代血統構成 (資質固定指数) |
潜在能力値 | 少ない先祖etc |
---|---|---|---|
10/128 | A B A C (0.50) |
5.00 | 父初年度産駒 サミーデイヴィス |
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 何番仔? |
リヴリア | 5.50 or 3.50 | 半姉ユーセイフェアリー (No.1-W) |
4番仔 (4連産目) |
潜在能力値は数値が少ないほど大きいことを示しています。
『しなやかな鬼脚』の持ち主、ナリタタイシン。「全身これバネ」と言わんがばかりの小さな馬体から、矢のような瞬発力を披露してライヴァル17頭を蹴散らしました。勝ち時計の2分0秒2は皐月賞レコードでした。鞍上の武豊騎手、管理された大久保正陽調教師ともに皐月賞初制覇。レースの2着には『赤いメンコの芦毛』ビワハヤヒデ。
中島理論的な解釈を行うならば、4代血統構成は『Never Bend(Phalaris)系×Ribot(St.Simon)系×The Boss系×Hyperion系』となり、ポピュラーなPhalaris系とSt.Simon系のニックス配合となっています。ナリタタイシンの直系祖父にあたる仏2000ギニー馬Rivermanもこのニックスにより輩出された名馬です。なお、Rivermanはその父Never Bendの8歳時交配による0の遺伝を受けています。
牝系は、1965年に輸入されたシルヴァーファーを日本の基礎繁殖牝馬とする1号族。母タイシンリリィの初仔に阪神牝馬特別の勝ち馬ユーセイフェアリー。同馬はその父アズマハンターの産駒として唯一の重賞勝ち馬になり、ナリタタイシンがラジオたんぱ杯3歳Sを勝つ前週に阪神牝馬特別を勝利しました。主な近親にオークス馬ケイキロク、ケイキロクの母でCBC賞の勝ち馬ケイスパーコ、同じくCBC賞の勝ち馬エリモシルバー、サファイヤSの勝ち馬ケイファイヤー、京王杯オータムハンデ2着のアルプスアモンなどがいます。
また、ナリタタイシンは父リヴリアの初年度産駒になります。初年度産駒は父の産駒の絶対数が少なく、闘争心に満ちた良駒が生産される可能性が高まります−え、また同じ文章を書いているって?そ、それはその通りでございます−。
[余談]
中島氏はこのシルヴァーファーの牝系をよくご存知ようで、『競馬最強の法則』誌、1999年9月号の記事によりますと……、
母タイシンリリィは1勝。父はリボー系のラディガ(分枝17代孫)、姉にユーセイフェアリー(父アズマハンター、阪神牝馬S・GIII)。ちなみに、牝馬は私が配合した。
−『競馬最強の法則』誌、1999年9月号、P27より抜粋(文中脚色責任、オオハシ)。−
ひ、牝馬って。タイシンリリィなのか、それともユーセイフェアリーなのか……。まま、中島氏も関わられた牝系から皐月賞馬が輩出されました。