中島理論で見るGIレースの勝ち馬(1990年編)

アグネスフローラ
  • 鹿毛
  • 1987.6.18生
  • 三石・折手正義氏生産
  • 馬主・渡辺孝男氏
  • 栗東・長浜博之厩舎
アグネスフローラの4代血統表
ロイヤルスキー
栗毛 1974.5.24
種付け時活性値:1.00
Raja Baba
鹿毛 1968
Bold Ruler
鹿毛 1954.4.6
Nasrullah 1940.3.2
Miss Disco 1944
Missy Baba
鹿毛 1958
My babu 1945
Uvira 1938
Coz o'Nijinsky
栗毛 1969
★Involvement
黒鹿毛 1960
Intent 1948
Lea Lane 1952
Gleam
栃栗毛 1952
Tournoi 1945
Flaring Top 1947
アグネスレディー
鹿毛 1976.3.25
仔受胎時活性値:0.50
<中央5勝。第40代オークス馬>
リマンド
栗毛 1965
種付け時活性値:0.50
▲Alcide
鹿毛 1955
Alycidon 1945.3.15
Chenille 1940
Admonish
栗毛 1958
Palestine 1947
Warning 1950
イコマエイカン
鹿毛 1967.5.18
仔受胎時活性値:2.00
<中央1勝>
Sallymount
栗毛 1956
種付け時活性値:0.50
Tudor Minstrel 1944.2.16
Queen of Shiraz 1937
ヘザーランズ
鹿毛 1957
仔受胎時活性値:0.25
<英0勝>
Tenerani
鹿毛 1944
種付け時活性値:1.00
Dark Brocade
鹿毛 1940
仔受胎時活性値:2.00(0.00)
アグネスフローラの4代血統構成&4代父系の活性値&4代父系の分枝状況
母父 祖母父 曾祖母父
ロイヤルスキー
(Bold Ruler系)
リマンド
(Blandford系)
Sallymount
(Hyperion系)
Tenerani
(Rabelais系)
父の活性値 母父の活性値 祖母父の活性値 曾祖母父の活性値
1.00
(12歳時交配)
0.50
(10歳時交配)
0.50
(10歳時交配)
1.00
(12歳時交配)
父の分枝状況 母父の分枝状況 祖母父の分枝状況 曾祖母父の分枝状況
Birdcatcherの14代孫 Birdcatcherの12代孫 Whaleboneの12代孫 Eclipseの14代孫
アグネスフローラのB&B理論的総括
8代残牡先祖数 4代血統構成
(資質固定指数)
潜在能力値 少ない先祖etc
14/128 A  F  C  B
(0.25)
3.50 Sallymount
Tenerani
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 何番仔?
ロイヤルスキー 4.75 or 2.75 母がオークス馬
(No.1-L)
6番仔
(6連産目)

潜在能力値は数値が少ないほど大きいことを示しています。

[Notes]

第40代オークス馬アグネスレディー。彼女はオペックホースと並ぶリマンドの代表産駒です。そんなリマンド牝馬のアグネスレディーは、米国産の種牡馬ロイヤルスキーとの間に女仔をもうけました。その仔馬は、いわゆる「ロイヤルスキーとリマンド牝馬のニックス」で生まれました。その仔馬は、後に第50代桜花賞馬アグネスフローラとなりました……。この後の物語は、いまさら書かなくてもイイですよね−アグネスフローラの仔、アグネスフライトの第67回日本ダービー勝利による母仔3代クラシック制覇達成−

ロイヤルスキーは、母父Involvementの0遺伝により直系曾祖父Nasrullahを0化消却しています−Involvementの母父がNasrullahのため−。ロイヤルスキー自身の配合は極めて優秀で、『Phalaris系×Matchem系×Herod系×Phalaris(アメリカン・ダミー)系』と3種(あるいは4種)の父系を用いた血統構成となっています。

中島理論的には、アグネスフローラの4代血統構成に用いている種牡馬はすべて別系扱いとなります。4系すべてがEclipse系分枝の積み重ねですが、それぞれの世代交代が進み、いずれもがネオ異系マジックの効果を持つ見事な配合となっています。

[中島理論で見るGIレースの勝ち馬(1990年編)]  目次へ戻る

2000〜2008  オオハシ  colorfulmelody.nakajima@gmail.com