タマモクロス 芦毛 1984.5.23 種付け時活性値:1.25 |
★ シービークロス 芦毛 1975.5.5 |
フォルティノ 芦毛 1959.4.19 |
Grey Sovereign 1948 |
Ranavalo 1954 | |||
ズイショウ 芦毛 1968.3.19 |
パーソロン 1960 | ||
キムラス 1961 | |||
グリーンシャトー 栗毛 1974.2.10 |
シャトーゲイ 栗毛 1960.2.29 |
Swaps 1952.3.1 | |
Banquet Bell 1951 | |||
クインビー 鹿毛 1966.4.16 |
★テューダーペリオッド 1957 | ||
コーサ 1960.4.8 | |||
チアズスミレ 鹿毛 1995.4.8 仔受胎時活性値:0.75 <不出走> |
★ サンデーサイレンス 青鹿毛 1986.3.25 種付け時活性値:0.00 |
★Halo 黒鹿毛 1969.2.7 |
Hail to Reason 1958.4.18 |
Cosmah 1953.4.4 | |||
Wishing Well 鹿毛 1975.4.12 |
Understanding 1963.2.17 | ||
Mountain Flower 1964.3.23 | |||
グリーンスミレ 鹿毛 1985.4.3 仔受胎時活性値:0.25 <中央2勝> |
ノーザリー 鹿毛 1972.4.29 種付け時活性値:1.00 |
Northern Dancer 1961.5.27 | |
Politely 1963 | |||
エリモスミレ 黒鹿毛 1975.5.5 仔受胎時活性値:0.25 <不出走> |
テスコボーイ 黒鹿毛 1963 種付け時活性値:0.75 |
||
オズモース 黒鹿毛 1966.1.27 仔受胎時活性値:2.00(0.00) <海外1勝> |
父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 |
---|---|---|---|
タマモクロス (フォルティノ系) |
サンデーサイレンス (Hail to Reason系) |
ノーザリー (Northern Dancer系) |
テスコボーイ (Princely Gift系) |
父の活性値 | 母父の活性値 | 祖母父の活性値 | 曾祖母父の活性値 |
1.50 (14歳時交配) |
0.00 (8歳時交配) |
1.00 (12歳時交配) |
0.75 (11歳時交配) |
父の分枝状況 | 母父の分枝状況 | 祖母父の分枝状況 | 曾祖母父の分枝状況 |
Nasrullahの4代孫 | Nearcoの5代孫 | Nearcoの3代孫 | Nasrullahの孫 |
8代残牡先祖数 | 4代血統構成 (資質固定指数) |
潜在能力値 | 少ない血etc |
---|---|---|---|
6/128 | A ★A A A● (1.00) |
6.00 | |
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 何番仔? |
タマモクロス (グリーンシャトー) |
3.25 or 1.25 | 伯父チアズサイレンス (No.9-C) |
初仔 |
潜在能力値は数値が少ないほど大きいことを示しています。
白百合Sを勝ちました、マイソールサウンド。芦毛のタマモクロス、鹿毛のチアズスミレの仔なのに、自身は栗毛の馬体の持ち主です。
マイソールサウンドの最優性先祖は父タマモクロス、形相の対象は父母グリーンシャトーと判断しました。中島理論的にも、栗毛の遺伝はグリーンシャトー経由でなされたということですね。タマモクロスは現役時代に中央で18戦9勝。その主な勝ち鞍に天皇賞・春(GI)、天皇賞・秋(GI)、宝塚記念(GI)、阪神大賞典(GII)、鳴尾記念(当時GII)、金杯(GIII)があります。史上初めて天皇賞を2勝した馬として知られています。馬主である三野道夫オーナーは昭和天皇と同い年で、明治生まれの人間らしく、天皇賞の制覇を大変に喜ばれたそうです。さて、タマモクロスの種牡馬としての代表産駒には、AJC杯(GII)など重賞3勝のカネツクロス(1991.3.18)、神戸新聞杯(GII)を勝ったシロキタクロス(1993.3.13)、シンザン記念(GIII)とチューリップ賞(GIII)を勝ったダンツシリウス(1995.3.29)、ダイヤモンドS(GIII)を制したタマモイナズマ(1994.5.3)、シリウスS(GIII)の勝ち馬マコトライデン(1994.5.18)、カブトヤマ記念(GIII)を制したテイエムトッキュー(1994.5.12)などがいます。個人的には、フジワンマンクロス(1990.3.15)が洛陽S(OP)を勝った時の、「京都マイル戦で外枠発進、向こう正面を内に切れ込まず馬場中央を走り続け、先頭に立ってそのまま押し切り勝ち」が印象に残っています。マニアックやなぁ(笑)。
マイソールサウンドの牝系は、9号族オズモース系。母チアズスミレは不出走ですが、伯父にチアズサイレンス(1993.4.17)がいます。同馬は通算57戦6勝(中央平地4勝+中央障害1勝+地方1勝)。その主な勝ち鞍には名古屋優駿(現統一GIII)、オーシャンS(OP)、谷川岳S(OP)があり、3歳春にはスプリングS(GII)でバブルガムフェロー(1993.4.11)の2着に食い込んだこともあります。他の主な近親としては、祖母グリーンスミレの1歳年下の全妹プリンセスダンサー(1986.3.12)の直仔に、メイショウアムール(1991.3.26)がいます。同馬は通算53戦11勝(中央8勝+地方3勝)。その主な勝ち鞍にはブリーダーズGC(現統一GII)2回、KBC杯(OP)などがあります。
春のクラシックには間に合いませんでしたが、秋には頑張って欲しい1頭です。タマモクロスの仔にも、ひとつはGIを勝って欲しいですね。